Jackie Kay ( No.3 ) |
- 日時: 2011/07/06 13:31
- 名前: うんこ太郎 ID:d54VbbO2
うんこ太郎です。 私が投稿して、私がひとりで楽しいという自己満足企画となっていますが、どうかご容赦くださいませ。さて、前回に続き子供向けの詩です。作者はJackie Kay。スコットランドのグラスゴー生まれ。父親がナイジェリア人で、母親がスコットランド人。この詩は子供の頃の、空想の友人を描いたものだということ。
「ブレンドン・ガラチャー」
彼は七歳で私は六歳だった 彼ってブレンドン・ガラチャーのこと 彼はアイリッシュで私はスコティッシュ 彼の父親は猫泥棒で刑務所暮らし 私の父親は共産党員で労働者 彼は六人兄弟で私は二人兄弟 彼ってブレンドン・ガラチャーのこと
彼はよく私の手をとって川辺に連れて行ってくれた 私たちはそこで貧乏な生活と家族について話した 彼は大人になったら 母親を連れてグラスゴーから逃げ出すって言ってた いつかどこかもっと良いところへ、どこか遠いところへ
ブレンドン・ガラチャーのこと、よく母に話したわ アル中の彼の母親や、猫泥棒の彼の父親のことを 私の母は言った「食事に招待しなさいよ」 駄目、駄目。ズボンに穴が開いているのだから 彼とは川原で会うのが好きなの
友達となってから二年が過ぎたある日 ある大雨の日、母が言ったわ 「モーアさんと話したの あなたがよく話しているブレンドン・ガラチャーのお隣のね ノヴァールの24丁目に住んでるって言っていたわね モーアさんはガラチャーなんて居ないって言っているわ ガラチャーなんていないってね」
それなら彼は死んだのよ、 彼ってブレンドン・ガラチャーのこと 髪の毛つんつんの頭で、ベッドルームをかけまわり、 いたずらっぽく笑いながら、耳をぴくぴくさせていた彼 彼ってブレンドン・ガラチャーのこと
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Brendon Gallacher
He was seven and I was six, my Brendon Gallacher. He was Irish and I was Scottish, my Brendon Gallacher. His father was in prison; he was a cat burglar. My father was a Communist Party full-time worker. He had six brothers and I had one, my Brendon Gallacher.
He would hold my hand and take me by the river where we’d talk all about his family being poor. He’d get his mum out of Glasgow when he got older. A wee holiday some place nice. Some place far. I’d tell my mum about my Brendon Gallacher.
How his mum drank and his daddy was a cat burglar. And she’d say, ‘Why not have him round to dinner?’ No, no, I’d say, he’s got big holes in his trousers. I like meeting him by the burn in the open air. Then one day after we’d been friends for two years,
one day when it was pouring and I was indoors, my mum says to me, ‘I was talking to Mrs Moir who lives next door to your Brendon Gallacher. Didn’t you say his address was 24 Novar? She says there are no Gallachers at 24 Novar.
There never have been any Gallachers next door.’ And he died then, my Brendon Gallacher, flat out on my bedroom floor, his spiky hair, his impish grin, his funny, flapping ear. Oh Brendon. Oh my Brendon Gallacher.J
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雪 David berman ( No.4 ) |
- 日時: 2011/07/10 08:05
- 名前: うんこ太郎 ID:8yzHkLJw
うんこ太郎です。snow angelという子供の遊びがあります。積もった雪の上に仰向けに寝転び、自分の身体で天使の形の窪みをつくるという遊びです。 さて、今回はDavid Bermanの詩です。snow angelを見かけたときのことを詩にしています。弟がずーっと「どうして?」って問い続けるところが、子供らしくてかわいいです。David Bermanは音楽もやっているので、音楽に詳しい方は名前を聞いたことがあるかも。 ※四連と九連は意味がよく分かっていないです。九連のacousticは多分、acoustic room だと思ったのですが、acousticsと複数形になっているから、音響学とか補聴器のことなんだろうか。よく分からないです(^^;。いろいろと課題の多い訳でした。
「雪」 David Berman
弟のセトと雪原を歩いていたとき
雪の上に天使の形の窪みをみつけた ぼくは何気なくセトに言った この窪みは天使たちが撃たれたて 地上に落ちたときにできた跡だよ
誰が天使たちを撃ったの?セトがきく 農家のおじさんが撃ったんだよ
そしてぼくたちは凍った湖に着いた 湖の氷が写真にとった水みたいに透明だった
どうして?セトがきいた どうして天使を撃ったの?
さてどんな話になるんだろう、ぼくにも話しの結末が見えない
天使たちは農家のおじさんのものだから だから撃ったんだよ、ぼくは答えた
風が吹きつける日には吹雪の壁ができる 吹雪のなかにいると、雪の壁に囲まれた部屋の中にいるみたいだ
今日ぼくは近所に挨拶をしてきた ぼくたちの声は雪の部屋の中でくぐもり 風が弱くなると、雪の部屋の壁は崩れ落ちた
やがてぼくと弟は家にかえり、ふたり並んで静かに雪かきをした
どうして?セトがきいた どうして天使は農家のおじさんのものなの?
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Snow
by David berman
Walking through a field with my little brother Seth
I pointed to a place where kids had made angels in the snow. For some reason, I told him that a troop of angels had been shot and dissolved when they hit the ground.
He asked who had shot them and I said a farmer.
Then we were on the roof of the lake. The ice looked like a photograph of water.
Why he asked. Why did he shoot them.
I didn't know where I was going with this.
They were on his property, I said.
When it's snowing, the outdoors seem like a room.
Today I traded hellos with my neighbor. Our voices hung close in the new acoustics. A room with the walls blasted to shreds and falling.
We returned to our shoveling, working side by side in silence.
But why were they on his property, he asked.
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ラングストン・ヒューズ ( No.5 ) |
- 日時: 2011/07/25 11:01
- 名前: うんこ太郎 ID:wZqsuj.w
うんこ太郎です。これから何回か黒人(アフリカン-アメリカン)の詩の訳に挑戦してみたいと思います。 アフリカン-アメリカンの詩人といえば、最初に思い浮かべるのは、ハーレムルネッサンスの詩人であるLANGSTON HUGEHSでしょうか。 HUGEHSは有名な人なので、今更作品を訳してみる必要もないのですが、書店で日本語訳の詩集を見かけることはないですし、 何より作品が素晴らしいので、この場をお借りして訳に挑戦しちゃいます。
「ニグロが川を語る」(Langston Hughes)
俺は川を知っている 世界と同じくらい古く、まだ人間の血が静脈を巡る以前に流れはじめた川のことを
俺たちのソウルはこの川のように深く育ってきた
俺たちは夜明け間もないユーフラテス川で水を浴びた コンゴ川のほとりに小屋を建て、そこで昼寝をした ナイル川を見つめ、川の向こう側にあるピラミッドを見上げた リンカーン大統領がニューオルレアンに向かった時に、ミシシッピ川の歓喜の歌声を聞き、川の泥色の胸が夕日で黄金色へと変わるのを見た
俺たちは川を知っている 古い、仄暗い川を
俺たちのソウルはこの川のように深く育ってきた
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The Negro Speaks of Rivers by Langston Hughes I've known rivers: I've known rivers ancient as the world and older than the flow of human blood in human veins.
My soul has grown deep like the rivers.
I bathed in the Euphrates when dawns were young. I built my hut near the Congo and it lulled me to sleep. I looked upon the Nile and raised the pyramids above it. I heard the singing of the Mississippi when Abe Lincoln went down to New Orleans, and I've seen its muddy bosom turn all golden in the sunset.
I've known rivers: Ancient, dusky rivers.
My soul has grown deep like the rivers.
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Re: 意訳詩 ( No.6 ) |
- 日時: 2011/11/20 04:26
- 名前: うんこ太郎 ID:P14OijKI
黒人俳句です。作者はETHEERIDGE KNIGHT(1931-1991)。 題名はそのもの「HAIKU」。
HAIKU 8
八月の芝生の上で 太陽の断末の光線に打たれ ひび割れたティーカップ泣き叫ぶ
In the August grass Struck by the last rays of sun The cracked teacup screams.
HAIKU 7
月の影の下で 背の高い少年がナイフ輝かせ 星の煌く氷をスライスする
Under the moon shadows A tall boy flashes knife and Slices star bright ice.
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黒人の大統領 ( No.7 ) |
- 日時: 2011/08/27 11:12
- 名前: うんこ太郎 ID:ZQnJBvdI
▼突然ですが、アメリカ合衆国連邦議会というものは、議会の形態や名称に関して、 古代ローマの議会制度を参考にしています。これはアメリカの上院(UPPER HOUSE)が、 元老院(SENATE)と呼ばれることからも察しがつきます。下院(LOWER HOUSE)は古代 ローマ時代における民会です。 ▼テレビのニュースでオバマ大統領の雄弁な演説を聴いていると、私はときどき、古代 ローマ時代に思いを馳せてしまいます。今から二千年前にはカエサルが、ホワイトハウス ではなくてポンペイウス劇場で、雄弁に自分の意思を伝えたことでしょう。カエサルは どのような声で、どのように語ったのでしょうか。マルクスアウレリウスは?ハドリアヌス は?
▼長い歴史のなかで数々のリーダーたちが、より良い社会を目指し、議会のなかであらゆる 提案をしてきました。 ▼オバマ大統領の誕生はとても大きな事件でした。古代ローマ時代に、奴隷からリー ダーが生まれると考えた人はいませんでした。そしてほんの最近まで、黒人が大統領にな るということは、まるで木星にでも行くような、夢のような話だと思われていたのです。 ▼前置きがかなり長くなってしまいましたが、今回訳に挑戦する詩は、黒人は大統領には なれないと思われていた時代の詩です。黒人の詩です。
子供の詩(ラングストン・ヒューズ 1902-1967)
白人の子供たちに 贈られるものが ぼくには贈られない 分かってるよ ぼくは大統領にはなれない
白人の子供たちには 悩みにならないようなことが そうだ、ぼくには悩みなのさ 知ってるよ、 みんながみんな自由じゃない
嘘が書かれてる 白人たちにはそうであっても ぼくたちには違うじゃないか 自由と正義を- HuH!-「みんな」に、だなんて!
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Children's Rhymes (Langston Hughes)
By what sends the white kids I ain't sent: I know I can't be President. What don't bug them white kids sure bugs me: We know everybody ain't free.
Lies written down for white folks ain't for us a-tall: Liberty And Justice-- Huh!--For All?
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キッドナップポエム ( No.8 ) |
- 日時: 2011/09/18 08:06
- 名前: うんこ太郎 ID:j/oMI0Sc
うんこ太郎です。今回はNIKKI GIOVANNIの詩の訳に挑戦しました。 NIKKI GIOVANIはテネシー州ノックスビルで生まれました。 黒人であることへの誇りや、家族への想いを多く書いている詩人です。
Kidnap poem Nikki Giovanni (1943年~)
キッドナップポエム(誘拐ポエム)
誘拐されたことある? 詩人に わたしが詩人だったら あなたを誘拐するわ
とびきりのフレーズに 押し込んで 韻律で砂浜につなぎとめる コーニーアイランドや 私の家に監禁するかも
リラの花のなかで あなたに歌(リリック)をそそぎ 雨の水滴のなかへと あなたを打ちつける(ダッシュ) 砂浜では頭韻を踏みつけて 見晴らしをよくするわ
ギリシアの琴をひき あなたへ恋のオードをささぐ あたなを得るために 赤色、黒色、緑色にしばりあげて きっとママに見せるわ
もし私が詩人だったら わたしはあなたを 誘拐するわ
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kidnap poem by Nikki Giovanni
ever been kidnapped by a poet if i were a poet i'd kidnap you
put you in my phrases and meter you to jones beach or maybe coney island or maybe just to my house
lyric you in lilacs dash you in the rain blend into the beach to complement my see
play the lyre for you ode you with my love song anything to win you wrap you in the red Black green show you off to mama
yeah if i were a poet i'd kid nap you
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RE-ACT FOR ACTION ( No.9 ) |
- 日時: 2011/09/25 13:08
- 名前: うんこ太郎 ID:wcuEY5Z6
今回はDON L LEE (HAKI R. MADHUBUTI)の詩に挑戦です。 DON L LEEは1960年代の黒人運動(公民権運動、反人種差別運動)に絡む、 BAM(BLACK ART MOVEMENT)に影響をあたえた詩人のひとりです。 1960年代という時代はアメリカにとって苦しい時期でした。 1950年代までの安定の時代はおわりを告げ、やがて巨額の財政赤字、 ベトナム戦争という苦しみへと突入していきます。豊かさが失われていく時代において、 虐げられたものたちの言葉は外へ向かい攻撃的となるか、内に向かいみずからを破壊するか、 どちらかに分類できるように思えます。DON L LEEは言葉を攻撃的にしましたが、 同じ時代のプアーホワイトの作家であるレイモンドカーヴァーは、 みずからを破壊してしまったような気がします。
DON L LEE (Haki R. Madhubuti) 1942~
REACT FOR ACTION (for brother H. Rap Brown)
動物に対して反応する: 動物園の檻に入れる
非人間主義に対して反応する: 人間主義的にする
黒人売春婦に対して反応する: 愛と赦しによる精神的いたわりで、 もしくは、力による物理的行為で反応する
自分に対して反応する(re-act to yr/self): または、トニーカーティスや トウィギーにあこがれてお洒落に夢中
白人活動家に対して反応する(re-act to white-te actors:) 活動に対して理解をしめせ; やつらのホモ活動 & 俺たちの夢への挑戦 に対して
兄弟に反応する(re-act to yr/brothers & sisters): 愛
白人活動に対して反応する(re-act to whi-te actions): 本当の黒人のやり方で反応する バン、バン、バン (BAM BAM BAM)
活動家に対して反応する おれたちの活動をとめようとする やつらの豚のような活動に対して反応する 反応する やつらがおれたちの思惑通りに 動くように おれたちの反応は: 人間のための、人間のはたらき
反応しろ いまこそ、二ガーたちよ みずから動き出す必要はない ただし、反応しろ おまえと おまえの子供の墓に対して
※ ※ ※
RE-ACT FOR ACTION (for brother H.Rap Brown)
re-act to animals: cage them in zoos. re-act to inhumanism: make them human. re-eact to nigger toms: with spritual acts of love & forgiveness or with real acts of force. re-act toyr/self: or are u too busy tryen to be cool like tony curtis & twiggy? re-act to whi-te actors: understand their actions; faggot actions & actions against yr/dreams re-act to yr/brothers & sisters: love. re-act to whi-te actions: with real acts of blk/action. BAM BAM BAM
re-act to act against actors who act out pig-actions against your acts & actions that keep you re-acting against thier act & actions stop. act in a way that will cause them to act the way you want them to act in accordance with yr/acts & actions: human acts for human beings
re-act NOW niggers & you won't have to act flase-actions at your/children's graves.
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Michael Harper ( No.10 ) |
- 日時: 2011/09/28 11:14
- 名前: うんこ太郎 ID:Ais5pJvA
うんこ太郎です。現実逃避と自己満足と暇がわたしの原動力です。 書き続けます、勝つまでは。何に? さて、今回の詩では、「THE ALGIERS MOTEL INCIDENT」という 1967年に実際に起きた事件が題材となっています。 事件では3人の黒人が白人警察官に殺されました。
A MOTHER SPEAKS: THE ALGIERS MOTEL INCIDENT, DETROIT by Michael Harper (1938~)
母親の証言: ALGIERS MOTELの事件 (デトロイト)
暗すぎて 黒人の死体は見えない ヴァージニア公園の窓
葬儀屋は ゴムとプラスチックで 死体のかたちを整えようとする しかしうまくいかない
縫い跡や塗り薬 治療のあとを探したが 見つけられないまま その場から連れて行かれた あれは息子の顔ではなかった 造られたプラスチックの顔
ショットガンによって やぶけてしまった 目玉をむすびなおし ちぎれた腕を かたちをとどめる腰へとつなぐ
白い手によって息子は死んだ 「すみません。オフィサー。 あなたの銃を壊してしまった。」 それが息子の最後の言葉
‡月■∴ ‡月■∴ ‡月■∴
A MOTHER SPEAKS: THE ALGIERS MOTEL INCIDENT, DETROIT by Michael Harper
It's too dark to see black in the windows of Woodward or Virginia Park.
The undertaker pushed his body back into place with plastic and gum but it wouldn't hold water.
When I looked for marks or lineament or fine stitching I was led away without seeing this plastic face they'd built that was not my son's.
They tied the eye torn out by shotgun into place and his shattered arm cut away with his buttocks that remained.
My son's gone by white hands though he said to his last word-- "Oh I'm so sorry, officer, I broke your gun."
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ニーナ・シモンのブルース ( No.11 ) |
- 日時: 2011/10/09 06:06
- 名前: うんこ太郎 ID:fWNsVgEw
ニーナ・シモン。この人のファンは日本にも多いのではないでしょうか。まるで銛で突いてくるような重い声。僕は「Ain't Got No...I've Got Life」や「Blues for Mama」 が好きです。 天童よしみの「道頓堀人情」のようなパワーが感じられて、聞くひとの心にずしっと響くんですよね。 失礼しました、ブルースとジャズと演歌が好物です、うんこ太郎です。ニーナ・シモンの歌は Youtube でたくさん聞けるので、興味がある方は聞いてみてください。ビートルズのカバーの「Here Comes The Sun」なんかもいいです! さて、今回訳に挑戦する詩はCornelius Eadyの作品で、Nina's Bluesです。Cornelius Eadyは1954年生まれの詩人です。この詩はニーナへの追悼です。
※私の力不足がはなはだしいので、恥をしのんでこの詩の音読の動画URLをご紹介しておきます。原詩と訳詩のリズムが全く違う!というご指摘はごもっともです…。うう。ごめんなさい。ご興味があれば。 ttp://www.pbs.org/wgbh/poetryeverywhere/uwm/eady.html
Nina's Blues By Cornelius Eady
「ニーナ・シモンのブルース」
あたなのからだ、かたい声 いまは やわらかいドレスのなかで じっとている
夢にも思わなかったでしょう 死んだあとになって ニューヨークシティーの 黒人の詩人たちは全員 深く息をのみ 吐き出す息に あなたの面影を込めた 街角のちいさなクラブの ぽっかりと残ってしまった 静寂のなかに
演奏の真っ最中に あなたは床に寝転がったね まるめられた楽譜が怒りといっしょに キーボードから飛ぶこともあった
もうぼくたちの声は きこえないだろう あなたの目にうかぶもの 喉から湧き上がる声は 想像することしかできない
汗でもなく 甘さでもなく あなたの歌は血をながした ぼくたちの黒い指先から
ぼくたちはドラムを打つ 祈りをこめて ゆっくりしてください
ドラムを打つ ありがとう
ドラムを打つ いつまでも あなたが ここにいられるように
・・・・・・・・・・・・・・・
Nina's Blues By Cornelius Eady b. 1954
Your body, hard vowels In a soft dress, is still.
What you can't know is that after you died All the black poets In New York City Took a deep breath, And breathed you out; Dark corners of small clubs, The silence you left twitching
On the floors of the gigs You turned your back on, The balled-up fists of notes Flung, angry from a keyboard.
You won't be able to hear us Try to etch what rose Off your eyes, from your throat.
Out you bleed, not as sweet, or sweaty, Through our dark fingertips. We drum rest We drum thank you We drum stay.
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いぱねまのおなご ( No.12 ) |
- 日時: 2011/10/15 13:34
- 名前: うんこ太郎 ID:clkllM8I
今回は気晴らしにイパネマを訳してみよう思いましたが、難しいっす。 とてもじゃないけどぼくの日本語能力では、歌えるように訳せない…。 結局「超」適当な訳になってしまいました。 ちなみにイパネマの英訳は存在していて、しかもちゃんと歌えるようになっている(無理もあるけど)! よくよく考えるとすごいなあ …、と思っていたら、もっとすごい日本語訳?の 動画をみつけてしまったのでご紹介しておきます。
ttp://www.youtube.com/watch?v=h1RkFhN-e3E&feature=related
空耳もまた翻訳。
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イパネマのおなご
小麦色の肌 すらっとして わかくて かわいい女の子
イパネマのおなごが 歩いていくよ すれ違うひとが みんな振り返る
あの子が歩くと サンバみたいさ クールなスウィング 優しい揺れ みんなの注目のまと
ぼくは あの子をみつめるだけ どうしたら この想いを 伝えられるだろう
あの子は歩いていく まっすぐ海をみて ぼくはどうしたら この想いを 伝えられるだろう
○ ○ ○ ○
Writer(s): Jobim/Gimbel/DeMoraes
Tall and tan and young and lovely The girl from Ipanema goes walking And when she passes, each one she passes goes - ah
When she walks, she's like a samba That swings so cool and sways so gentle That when she passes, each one she passes goes - ooh
But I watch her so sadly How can I tell her I love her Yes I would give my heart gladly But each day, when she walks to the sea She looks straight ahead, not at me
Tall, (and) tan, (and) young, (and) lovely The girl from Ipanema goes walking And when she passes, I smile - but she doesn't see (doesn't see)
Ooh) But I watch her so sadly Yes I would give my heart gladly But each day, when she walks to the sea She looks straight ahead, not at me
Tall, and tan, and young, and lovely The girl from Ipanema goes walking And when she passes, I smile - but she doesn't see
She just doesn't see She never sees me
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