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RSSフィード [18] 意訳詩
   
日時: 2011/10/31 12:06
名前: 闇の吟遊詩人(闇雅人) ID:Ru30e.qY

昔、私がTCの常連だったころ、管理人の闇さんに提案して拒否された企画(苦笑)。裏でやるならいいでしょう。参加は自由です。ちなみに「外国の詩」を「教科書的に直訳」せず、「意訳して日本語の詩」にする「意訳詩」というジャンルはあります。上田敏の『海潮音』や、佐藤春夫の『玉笛譜』などがその例です。

なお、TCから離れるにあたり、私の記事は全て削除しておきます。私の企画で孤軍奮闘してくれた「うんこ太郎さん」の応援のために「一時的に」投稿したランボーの詩も削除します。では、失礼致します。もう二度とここへは来ません。

メンテ

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イロコイ族の精霊の祈り ( No.23 )
   
日時: 2012/01/25 12:13
名前: うんこ太郎 ID:DjPDhL.U

作者不詳。イロコイ族の詩です。

Great Spirit Prayer of the Iroquois
イロコイ族の精霊の祈り 

精霊よ、あなたの声は風に鳴り
その息吹は生命を世界に満たす

私の願いを聞いてください
あなたの強さと知恵が必要です
私は多くのあなたの子の一人として来ました
小さく弱い一人として

私にうつくしい道を歩ませてください
赤く、紫に暮れてゆく日をいつまでも見守らせてください

あなたが創り出したすべてに、敬意の手で触れさせてください
あなたの声がはっきりときこえるように、私の耳を鋭くしてください

あなたの教えが分かるように賢くしてください
立ち向かってくるものへ、穏やかで強く向き合えるように助けてください

あなたが岩と葉に隠した真実について学ばせてください
汚れのない考えと人を助ける気持ちとを持たせてください

おもねるのではなく、おもいやりを持てるように助けてください
私は強さが欲しい、だれかより強くなるのではなくて
一番の敵である私と闘うために

穢れのない手とまっすぐな目を持たせてください
あなたの御許へといつでも行けるように

やがて私の生が終わるとき
夕焼けの空が闇に変わっていくように
私の魂があなたの御許へと
恥じることなく行けますように

※ ※ ※

Oh, Great Spirit, whose voice I hear in the wind,
Whose breath gives life to all the world.
Hear me; I need your strength and wisdom.
I come to you as one of your many children.
I am small and weak,
Let me walk in beauty, and make my eyes ever behold the red and purple sunset.
Make my hands respect the things you have made and my ears sharp to hear your voice
Make me wise so that I may understand the things you have taught my people.
Help me to remain calm and strong in the face of all that comes towards me.
Let me learn the lessons you have hidden in every leaf and rock.
Help me seek pure thoughts and act with the intention of helping others.
Help me find compassion without empathy overwhelming me.
I seek strength, not to be greater than my brother, but to fight my greatest enemy Myself.
Make me always ready to come to you with clean hands and straight eyes.
So when life fades, as the fading sunset, my spirit may come to you without shame.

メンテ
Carl Sandburg ( No.24 )
   
日時: 2012/01/31 19:30
名前: うんこ太郎 ID:lK0mn.Ek

Carl Sandburg の「霧」です。
霧がやって来る様子を猫のやわらかな歩みに例えている。

The Fog comes
on little cat feet

はじまりの音がしなやかでやわらかい。
すごいなあ。

http://www.youtube.com/watch?v=1zK_XUNYG7M&feature=related

タイトル:霧

霧がやって来る
ちいさな猫の足つきで

港と街を見渡し
静かにすわっては
やがてどこかへ去って行く

***********

Fog

THE fog comes
on little cat feet.

It sits looking
over harbor and city
on silent haunches
and then moves on.

メンテ
マヘリアジャクソン ( No.25 )
   
日時: 2012/02/06 11:35
名前: うんこ太郎 ID:XyuL/5fc

マヘリアジャクソンの歌を聞くと涙がでそうになる。齢だな。
キリスト教なんて信じられないっすけどね。けっ、どうせひねくれ者ですよ、仏教徒っすよ(^^;。

http://www.youtube.com/watch?v=TmR1YvfIGng

WE SHALL OVERCOMEはアメリカ公民権運動の時によく歌われました。
元々は労働者の歌(だったはず)。映画フォレスト・ガンプにも
公民権運動のシーンでこの曲が使われていたような、いなかったような…。

We shall overcome (アメリカ民謡/賛美歌)

いつか乗り越えられる
心の底から信じている
いつか乗り越えられる
ともに手をとりあい
自由になる
恐れはしない
ひとりではないから
きっとひろい世界が開ける
かならず乗り越えられる


1.
We shall overcome
We shall overcome
We shall overcome some day

CHORUS:
Oh, deep in my heart
I do believe
We shall overcome some day

2.
We'll walk hand in hand
We'll walk hand in hand
We'll walk hand in hand some day

CHORUS

3.
We shall all be free
We shall all be free
We shall all be free some day

CHORUS

4.
We are not afraid
We are not afraid
We are not afraid some day

CHORUS

5.
We are not alone
We are not alone
We are not alone some day

CHORUS

6.
The whole wide world around
The whole wide world around
The whole wide world around some day

CHORUS

7.
We shall overcome
We shall overcome
We shall overcome some day

※開いてくださった皆様ありがとうございます。
しばらく投稿はお休みします。

メンテ
日系人たちの詩 ( No.26 )
   
日時: 2012/03/04 12:11
名前: うんこ太郎 ID:TunnvVAE

 ブラジルに住む日本人や日系人向けに、伯国日経新聞(たしかこういう名前の新聞だったと思う)という日本語の新聞があって、そこでは最近の日本の政治や経済、日本で流行となっている芸能ニュースや、ブラジルに進出している日系企業の情報が載っています。その新聞の投稿欄に、詩歌の雑誌が紹介されていたことがありました。それは「ふろんていら」(これは良い名前だと思ったので、しっかり覚えている)という名前の詩の同人誌で、俳句、短歌、自由詩を掲載しているということでした。
 思えば国際化などと言われる随分昔から、多くの日本人が外国へと移住しており、取り分け北米、南米には多くの日系人(と日本人移民者)が住んでいます。 彼らはいったいどういう詩を書いているのか、調べられる範囲で調べて、訳していきたいと思います。
 最初に紹介するのはJOY KOGAWAです。日系二世。カナダ在住の小説家で詩人です。子供の頃に第二次世界大戦により、日系人強制収用所へ入ったことがあります。

(ジョイコガワWIKIPEDIAリンク)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%AC%E3%83%AF

タイトル:壁があるところには
作者:JOY KOGAWA

壁があるところには
道がある 
壁のまわりに、壁を越えて、もしくは
ゲートを通じて
もしかしたら梯子も
扉もあるかもしれない
歩哨は
ときどき眠ってしまうし
秘密の暗号を盗み聞きできるかもしれない
拷問という方法だってある
地下の抜け穴の地図のてがかりを
聞き出すのだ
飛行船も
ヘリコプターも、ロケットも、爆弾も
槌もあるし、トランペットを持った兵隊もいる
トランペットの一斉のひと吹きは
壁の土台を粉々にしてしまう

壁があるところには
言葉がある
レンガの隙間で交わす囁きや
口からもれる慟哭と祈り
暗号を打ち鳴らす音 
足につけた
メッセージを運ぶ鳥
書くべき手紙がある
小説だって

壁のこちら側で
私は雲にまで続いている
壁の頂上を見つめている
あなたが生む音がすべて聞こえる
だけどあなたの姿は見えない

あらぬ方向に耳をかたむければ
ゆめのような
かすかな、さけび声が聞こえる
壁の
腹の中から

※ ※ ※ ※

WHERE THERE'S A WALL
Joy Kogawa

where there's a wall
there's a way
around, over, or through
there's a gate
maybe a ladder
a door
a sentinel who
sometimes sleeps
there are secret passwords
you can overhear
there are methods of torture
for extracting clues
to maps of underground passageways
there are zepplins
helicopters, rockets, bombs
bettering rams
armies with trumpets
whose all at once blast
shatters the foundations

where there's a wall
there are words
to whisper by a loose brick
wailing prayers to utter
special codes to tap
birds to carry messages
taped to their feet
there are letters to be written
novels even

on this side of the wall
I am standing staring at the top
lost in the clouds
I hear every sound you make
but cannot see you

I incline in the wrong direction
a voice cries faint as in a dream
from the belly
of the wall

メンテ
Yone Noguchi ( No.27 )
   
日時: 2012/03/12 11:56
名前: うんこ太郎 ID:UlbE434g

今回は野口米次郎(Yone Noguchi)の詩を訳してみました。
野口は彫刻家のイサムノグチの父親です。移民ではありませんが、
19歳で渡米し、英語で詩を書いて発表しています。
日本に生まれた詩人としては、世界ではじめて英語で詩を発表した人で、
野口の英詩はエズラパウンドや西脇順三郎にも影響をあたえました。
パウンドによって糊と鋏で編集されたと言われるエリオットの荒地が、
やがては田村隆一や鮎川信夫といった日本の戦後詩人たちに影響をあたえたことを思うと、
詩の歴史というのもなかなかおもしろいなあ、と思います。
野口米次郎はしっかりと詩の歴史に足跡を残したのだと思います。
ちなみにここで訳してみた詩人という作品は不思議な作品だと思いますが、
これが野口の詩人の理想だったのでしょうか…。本人の和訳もあるのかな、気になるところです。

詩人

とびだしてくる、深くて暗く
かがやく謎から、かたちが
完全なものが
日の光を掻き回すようにしてやって来る
馥郁の息を吐き
星へつづく道を目に宿して
顔には微風が吹いている
夜空のかがやきを背負い
宙に舞う映像のごとく歩む
永遠の情熱を撒き散らしながら
彼の住処は暁の光だ
夕闇の音楽は彼の演説である
彼の目により世界をのぞき
ひとは塵の墓標に背を向け
森へ向かって歩き出す

※ ※ ※

The Poet
BY YONE NOGUCHI

Out of the deep and the dark,
A sparkling mystery, a shape,
Something perfect,
Comes like the stir of the day:
One whose breath is an odor,
Whose eyes show the road to stars,
The breeze in his face,
The glory of heaven on his back.
He steps like a vision hung in air,
Diffusing the passion of eternity;
His abode is the sunlight of morn,
The music of eve his speech:
In his sight,
One shall turn from the dust of the grave,
And move upward to the woodland.

メンテ
西條八十 ( No.28 )
   
日時: 2012/03/23 12:01
名前: うんこ太郎 ID:WpmGdudg

※致命的な誤字がございましたので修正しておきますわあ恥ずかしい。
誤:西篠 正:西條 

西條八十(1892-1970)といえば、村田英雄の「王将」や、藤山
一郎の「青い山脈」、島倉千代子の「この世の花」といった歌謡曲の作詞で
有名です。
 西條八十はもともと早稲田で英語の講師をしており、やがてフランス文学
者としてボードレールやランボーの研究でも知られました。児童文学の世界
では金子みすずを見出した人でもありました。日系人ではなく、外国語で詩
を書いているわけでもないのですが、今回とりあげてみました。吉本隆明が
西條八十に触れていたことがあって、訃報に触れてなんとなく西條八十のこ
とを思い出したからです(別に吉本隆明のファンではないのですが)。
 西條の詩は英訳されて、ペンギンブックスの「Japanese Verse」で紹介されています。 


The Crow’s Letter
Yaso Saijo
Translated by Geoffrey Bownasand Anthony Thwaite

I opened and read
The small red envelope
The mountain crow had brought:
‘On the night of the moon
The hills will blaze
Savage and red.”

I was going to reply
When my eyes opened.
Ah, yes, there it was:
A single red leaf.

※ ※ ※

からすの手紙
西篠八十

やまのからすがもってきた
あかいちいさなじょうぶくろ
あけてみたらばつきのよに
やまがやけそろ、こわくそろ

へんじかこうとめがさめりゃ
なんの、もみじのはがひとつ

メンテ
AI ( No.29 )
   
日時: 2012/03/23 19:16
名前: うんこ太郎 ID:j/97xChI

 Florence Anthony (後に小川愛/AIと改名)(1947-2010)は、
テキサスで生まれました。日本人の父親がいたそうですが、生涯顔を知る
ことはありませんでした。母親の血筋は複雑で、日本人だけではなく、
アイリッシュ、ネイティブアメリカン、黒人、それぞれの血の混じり合いを
自らのルーツと捉えていました。
 愛という名前に改名したのはFlorence Anthonyという名前が嘘のように
感じられていたからのようです。小川愛は日本語の名を名乗ることで、自ら
をとりまく血と過去とを、深く受け入れようと試みたのでしょうか。
 この人の詩は結構恐いものがあって、今回訳してみた詩もなんだか状況
よく分からないですけどこわいです……(^^;

女から男へ
AI

雷が屋根をうった
ナイフと闇とを
四方の壁へと深く押し込む
壁は血のようにして
あなたと私の上に光を垂らした
あなたは顔を扇子みたいに
折りたたんでいる
私と一緒にいることで
どのくらい怯えているのか
見ることはできない
最後にたどりつく
ベッドのなかでさえも
わたしたちが混じることはない
隠す必要はない
あなたは雪で、私は炭だ
ほらこの傷痕が証拠だ
口をあけてごらん
黒の味を教えてあげるから
決して忘れることのできない味を
少しだけ、いい気にさせてあげる
勇敢な気持ちにしてあげる
後でそっくり
取り返すけれど

※ ※ ※

Woman to Man
BY AI

Lightning hits the roof,
shoves the knife, darkness,
deep in the walls.
They bleed light all over us
and your face, the fan, folds up,
so I won’t see how afraid
to be with me you are.
We don’t mix, even in bed,
where we keep ending up.
There’s no need to hide it:
you’re snow, I’m coal,
I’ve got the scars to prove it.
But open your mouth,
I’ll give you a taste of black
you won’t forget.
For a while, I’ll let it make you strong,
make your heart lion,
then I’ll take it back.

メンテ
やっほー30回。 ( No.30 )
   
日時: 2012/03/31 17:23
名前: うんこ太郎 ID:lK0mn.Ek

ようやく30回目です。下手なりに翻訳をしてみることで、色々なことに
気がつきました。訳の難しさや、自分のダメさ加減を宣伝しても意味がない
ばかりか、浅ましさすら感じさせてしまうことは承知しているのですが、
それでも英詩を訳すことで気がついたこととして、1~5までメモ書きをば。

1.リズム
リズムをつくりあげる詩の韻律よりも、言語自体が持つアクセントの方が
ずっと大きな課題だ。単語一つのなかで母音ひとつだけが強勢を持つ英語と、
複数の母音に強勢がまたがる日本語とでは、根本から言葉のリズムが違う。
英語の方が起伏があり、日本語のほうが平坦になる。詩の音楽性については、
日本語の詩を英語訳で再現することはほとんど不可能だし、その逆もしかり。

2.音
英語の音を音声学に従って分解してゆけば、破裂音、摩擦音、鼻音、閉鎖音…。
そもそも日本語に存在しない音を、どう翻訳で再現するのか。音の違いは物理的
な振動の違いだけではなくて、セクシーな音、まぬけな音、ラフな音など、
意味合いの違いを生み出すこともあるようだ。要は気持ちのいい音、不快な
音があるけど、それって訳せるのかな? 自分にはまずそういう音の差が分からない。

3.視覚効果
詩の視覚効果については英語よりも日本語の方が情報量が多いようだ。SlaughterとLaguhter。
この程度のSlant Rhymeよりも、日本語の赤、紅、赫、緋…
といった文字の多様性の方が拡がりへの可能性を感じさせる。
文字の形が担う情報量と、細かいニュアンスまでを追求する視覚機能で、
いかに音のマイナスを補うか。なんかここだけはがんばれそうな気がする。

4.語彙
例えば中島敦の漢文調の文章を英語に訳すことはできるか? 私はできると
思う。英語にも近代英語、中英語、古英語がある。アングロサクソン系の言葉は
大和言葉のようなものだし、ゲルマン系の語彙を豊富に使えば外来語の響きを
つくれるはずだ。

5.詩の意味と、トーン(調子、語り口)
詩の音楽性や視覚効果を台無しにしても良いのであれば、翻訳で十分に対応が
可能だと思う。ただし限られた条件(文字数、語彙など)で翻訳するのであれば、
かならず困難がともなう。そして詩を訳すのであれば、どうしても限られた
条件のもとで訳す必要性がある。

 こう書いていくと、詩を訳すことなんて不可能なんじゃないの? って
思いますが、そこは分厚い面の皮だけあればなんとか訳せるような……。
 翻訳は錦の裏側を見せるようなものとか、翻訳はタペストリーを裏から
見るようなものとか言いますが、私の訳の場合はもっと酷くて、
エロビデオのモザイクを通販の機械で取り除こうとしている感じかな。 
 良い詩を読んだときの、あの言葉がひとつひとつ立ち上がってくる感じ、
ああいう訳がいつかできたらなあ。あとエロビデオって言い方は古い?

メンテ
世界で一番古い歌 ( No.31 )
   
日時: 2012/04/12 12:55
名前: うんこ太郎 ID:1Lh8prxs

今回も脱線いたしまして……(^^;。

ホメロスの叙事詩は音楽と一緒にうたわれたといいますが、
残念ながら旋律は残っていません。いったいどんな歌だったんだろう!

Seikilos epitaph という歌は
これは紀元前二世紀から紀元一世紀頃の間に書かれたとされています。
歌詞も旋律も残っていて、そういう「完全な形で残っている歌」としては、
世界最古のものだと言われています。

http://www.youtube.com/watch?v=xERitvFYpAk
(YOUTUBEの動画リンクです)

エルトーハ・ファティスで歌われた歌も、こんな歌だったのかもしれません。

※  ※  ※

Seikilos epitaph (セイキロスの墓碑)
作者不詳

Ὅσον ζῇς, φαίνου,
Hoson zês, phainou,
While you live, shine,
生きているいまを、輝こう

μηδὲν ὅλως σὺ λυποῦ·
mêden holôs su lupou;
have no grief at all;
悲しんではいけない

πρὸς ὀλίγον ἐστὶ τὸ ζῆν,
pros oligon esti to zên,
life exists only for a short while,
人生はほんの束の間のものだから

τὸ τέλος ὁ xρόνος ἀπαιτεῖ.
to telos ho chronos apaitei.
and time demands its toll.
時間は使用料を請求するのだから

メンテ
ジャックプレヴエール ( No.32 )
   
日時: 2012/05/12 14:31
名前: うんこ太郎 ID:1Lh8prxs

ジャックプレヴェール

「枯葉」ですよ、プレヴェールですよ。
訳しちゃったけど、いいのかなあという気もする。
すみません私ごときが。

ジャックプレヴィエールは映画「天井桟敷のひとびと」のシナリオで知られます。
枯葉は有名な歌ですね。気が向きましたらYOUTUBEでお楽しみください。

※ ※ ※

枯葉

覚えておいて欲しい
わたしたちが友だったときのことを
あのすばらしい日々のことを
太陽は今日よりも燃えていた

秋、落ち葉が世界をうずめている
わかるだろ、私は忘れはしない

落ち葉が世界をうずめている
思い出も後悔さえも

やがて北風が冷たい夜の向こうへ
すべてを連れ去っていく
私は忘れない
あなたが歌っていた歌を

この歌はわたしたちだ
とても好きだった
一緒に生きてきた
それぞれ愛しあったというのに

だけど恋人はいつしか別れるものだから

ゆっくりと、音もなく
波は浜に打ち寄せる
砂浜に残った、
足跡のうえに

孤独な恋人たちが残した
足跡のうえへと

※ ※ ※

French
Les feuilles mortes

Oh ! je voudrais tant que tu te souviennes
Des jours heureux où nous étions amis.
En ce temps-là la vie était plus belle,
Et le soleil plus brûlant qu'aujourd'hui.
Les feuilles mortes se ramassent à la pelle.
Tu vois, je n'ai pas oublié...
Les feuilles mortes se ramassent à la pelle,
Les souvenirs et les regrets aussi
Et le vent du nord les emporte
Dans la nuit froide de l'oubli.
Tu vois, je n'ai pas oublié
La chanson que tu me chantais.

{Refrain:}
C'est une chanson qui nous ressemble.
Toi, tu m'aimais et je t'aimais
Et nous vivions tous les deux ensemble,
Toi qui m'aimais, moi qui t'aimais.
Mais la vie sépare ceux qui s'aiment,
Tout doucement, sans faire de bruit
Et la mer efface sur le sable
les pas des amants désunis.

※ ※ ※

English
Fallen leaves

Oh I would like you so much to remember
The joyful days when we were friends.
At that time, life was more beautiful
And the sun burned more than it does today.
Fallen leaves can be picked up by the shovelful.
You see, I have not forgotten...
Fallen leaves can be picked up by the shovelful,
So can memories and regrets.
And the north wind takes them
Into the cold night of oblivion.
You see, I have not forgotten
The song you used to sing me.

(chorus)
This song is like us.
You used to love me and I used to love you
And we used to live together,
You loving me, me loving you.
But life separates lovers,
Pretty slowly, noiselessly,
And the sea erases on the sand
The separated lovers' footprints.

メンテ

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