Re: 冷たい話、百御伽 ( No.73 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:38
- 名前: マルメガネ ID:fJqdcRxM
茶を飲んで、コーヒー飲んでジュース飲む。 気がつきゃいつの間にやらブヨブヨと肥えていた。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.74 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:41
- 名前: tori ID:.EUEjsYE
最近めっきり暗くなるのが早くなった。 ぼくは部活をしてないし、同じ高校に進学した妹も部活をしていない。冬場は、暗くて物騒なことも多いから二人で下校するように、と親に言われている。今日もそうだ。帰り道を歩いていると、妹が、 「手が冷たい」 ぼくは辺を見回して、だれも見ていないのを確かめてから、その冷たいという妹の手を握って、そのままコートのポケットに一緒にいれた。 冬になるといつも妹がそういうおねだりをする。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.75 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:42
- 名前: マルメガネ ID:fJqdcRxM
ビロリと長い布切れをそこはかとなく洗って干していたら、相撲でも取るのと言われた。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.76 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:42
- 名前: は ID:rFk6Q75.
サハラの昼は暑く、夜は氷点下にまで冷え込む。 ラクダ型自律陸上輸送ロボットはこぶの中が快適なリクライニングスペースになっており、旅人はなに不自由なく砂漠を横断できる。 人影のみえない機械ラクダの群に犬は吠えるか。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.77 ) |
- 日時: 2013/08/14 05:33
- 名前: は ID:rFk6Q75.
ゴドー、まだこないね。 タタール人、まだこないね。 よさそうな人、まだこないね。 転職のいい機会、まだこないね。 いつまでまってもこないものはこないね。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.78 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:45
- 名前: かたぎり ID:2rx6wc8s
藤吉が、饅頭が怖いというので、村の男衆は面白がって饅頭を藤吉の家に放り投げた。 怖い怖い。藤吉の叫び声が聞こえると、男衆はしてやったりと大笑い。 次の日、男衆が藤吉にもっと怖いものはないかと聞くと、藤吉はおまえたちの血が怖いといって、鉈で手当り次第に斬りかかり、全身に浴びた血を舐めては、怖い怖いと言い続けた。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.79 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:45
- 名前: 星野日 ID:bbcz98Ys
乾いた砂漠のとある夜。平べったい石を選んで、回転をつけて砂漠に投げた。 砂の上をぽんぽんと小気味良く跳ねる石。石を追いかけるように点々とつづく波紋。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.80 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:46
- 名前: マルメガネ ID:fJqdcRxM
口惜しや。口惜しや、とばかりにじっと手元をみる。賽銭箱に投げ入れたのは五百円玉。手元に残ったのは百円玉。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.81 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:47
- 名前: tori ID:.EUEjsYE
部の飲み会で、ぼくが数学の素晴らしさを語ると、周りから冷たい眼差しを向けられた。どうせ、どうせ、といじけていると隣に先輩がやってきた。先輩は黒い長い髪の綺麗なキャリアウーマンというひとで、きっとその仕事論的なものが理由でぼくを励ましに来たのだと思った。だけど話していくうちに意気投合して、明日もう一度会う約束した。 翌日、浮かれた気持ちで待ち合わせ場所にいくと先輩の隣に見知らない男がいて、いっしょに喫茶店で話しをすることになった。夕方帰るとき、ぼくは美術品の壺を買っていた。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.82 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:50
- 名前: 星野日 ID:bbcz98Ys
あのう。いま外でカラスが鳴いてたんですね。それでカーテンを開けると空が明るくなってたんですね。もう朝が寒いってことで良いじゃん。太陽が冷たいってことで良いじゃん。百話とかねたあとに起きて書けば良いじゃん。みたいな。眠くて震えるまぶた、みたいな
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