Re: 冷たい話、百御伽 ( No.83 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:50
- 名前: は ID:rFk6Q75.
彼女と布団に入っていたら玄関から音がして、彼女の父が帰ってきた。 「やばいから、逃げて、逃げて」とせかされるまま着衣もままならず開け放った窓に導かれる。 勢いよく飛びだしたはいいがそういえばここマンションの三階、
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.84 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:51
- 名前: マルメガネ ID:fJqdcRxM
ギーコギーコガチョンガチョンと調子の悪いプリンターが作動して印刷する。刷り上がったものの端は虹色インク漏れ。ちくしょう、やり直しだ。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.85 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:52
- 名前: マルメガネ ID:fJqdcRxM
終わった終わったと喜んで片付けを始めたら、まだ残っていた。終わらない。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.86 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:53
- 名前: 星野日 ID:bbcz98Ys
水まんじゅうたべる? いらない? あそう。美味しいのに。あむ、あむ。うまい。みずみずしい。冷たい。美味しいよ? いらない? あそう。あむ、あむ。うーん、これはここ最近の最高傑作。ヒンヤリぷるるんとした食感と、少し塩を混ぜたあんこの、え? いらない? あそう。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.87 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:55
- 名前: tori ID:.EUEjsYE
彼女と生活を始めたばかりのころ、まだ商売はうまくいってなくて、建付の悪い小さな家で暮らしていた。冷たい隙間風があって、ぼくと彼女とは寒さから逃れるように身を寄せて眠っていた。 いまになっては懐かしい思い出だった。 自分には人並み以上には商才があったようで、売上は月単位で跳ねあがる。住む家もいまになって豪邸とよぶにふさわしいものになった。もう身を寄せあう必要はない、ただその代わりに仕事に熱中していて彼女に構うこともなくなっていた。 今日、家に戻ると、そこで待っているはずの彼女はどこにもいなかった。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.88 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:55
- 名前: かたぎり ID:2rx6wc8s
家を出る時に妻から指をもらわなかったのが失敗だった。改札口でしまったと気づき駅員に事情を話すと、今回は耳で良いですと言われてたので耳を千切ってはみたが、どうも違和感があるのでやはり鼻にしてくださいと頼みこんだ。駅員は呆れ顔で私の鼻をもぎ取ると、どうぞといって私を通した。さて問題は会社で誰かに鼻を借りられるかどうかだ。サラリーマンって辛いね。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.89 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:57
- 名前: は ID:rFk6Q75.
なにかネタはないかと『アラビアンナイト』を持ってきて頁を捲ると落丁が目立つ。律儀に一〇〇、二〇〇、三〇〇、四〇〇、五〇〇、六〇〇、七〇〇、八〇〇、九〇〇、一〇〇〇話めが破りとられている。 いや怪談じゃないんだし、とおもいながらこの企画ほんとに百話めも書くのと訝しんだり。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.90 ) |
- 日時: 2013/08/14 04:57
- 名前: マルメガネ ID:fJqdcRxM
ヤスリで鉄棒を擦り切る。しかしいつまでたっても一向に擦り切れぬ。だってそれ紙ヤスリだし。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.91 ) |
- 日時: 2013/08/14 05:00
- 名前: tori ID:.EUEjsYE
付き合い始めたばかりの彼女は、優しくしてもいい顔をするのだけれど、冷たくあしらうとすごく幸せな顔をする。ただ、ぼくは少し不安になる。
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Re: 冷たい話、百御伽 ( No.92 ) |
- 日時: 2013/08/14 05:01
- 名前: かたぎり ID:2rx6wc8s
タッチタイプで書く文章が、どうもおかしい。 急いで書いているつもりはないのに、やたらと誤字が多いのだ。いや、それどころか、意図しない言葉、文章になってしまう。ふと手元を見ると、指が六本になっていた。どうりでgdsのfんsdlfな;おgなgん;あろgんだおうfgbsd。
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