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RSSフィード [18] 意訳詩
   
日時: 2011/10/31 12:06
名前: 闇の吟遊詩人(闇雅人) ID:Ru30e.qY

昔、私がTCの常連だったころ、管理人の闇さんに提案して拒否された企画(苦笑)。裏でやるならいいでしょう。参加は自由です。ちなみに「外国の詩」を「教科書的に直訳」せず、「意訳して日本語の詩」にする「意訳詩」というジャンルはあります。上田敏の『海潮音』や、佐藤春夫の『玉笛譜』などがその例です。

なお、TCから離れるにあたり、私の記事は全て削除しておきます。私の企画で孤軍奮闘してくれた「うんこ太郎さん」の応援のために「一時的に」投稿したランボーの詩も削除します。では、失礼致します。もう二度とここへは来ません。

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EEカミングス ( No.62 )
   
日時: 2013/03/20 20:42
名前: うんこ太郎 ID:dyR.qUhU

EEカミングスです。特に若い読者に人気のある詩人ですね。
春になると必ずこの詩を思い出します。

春はもしかしたら手のようなもの

春はもしかしたら手のようなもの
(どこからともなく注意深くやってきて)
並べていく手のようなもの
みんなが覗く窓のなかに
(よくわからないものを向こう側に
知っているものをこちらへと
ならべていく)手のようなもの

そして
すこしずつ、全てをがらりと変えていく

春はもしかしたら
窓の向こうの手のようなもの
(注意深く前後に動いて
新しいものと古いものとを
選んでいく手のようなもの、
みんなが花を飾ったり、空気をいれかえたり
している間に)

何も壊さないで
選んでいく手のようなもの


ーーーーーーーーーーー

Spring is like a perhaps hand
(which comes carefully
out of Nowhere)arranging
a window,into which people look(while
people stare
arranging and changing placing
carefully there a strange
thing and a known thing here)and

changing everything carefully

spring is like a perhaps
Hand in a window
(carefully to
and fro moving New and
Old things,while
people stare carefully
moving a perhaps
fraction of flower here placing
an inch of air there)and

without breaking anything.

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