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RSSフィード [27] 帰ってきたよ、この三語に。
   
日時: 2011/07/16 22:57
名前: 片桐 ID:wXICQi46

久しぶりにやります。一時間三語。
お題は「蚊帳」「夏への扉」「白湯」です。
以上のみっつを作品に盛り込んで、三語小説を書いてください。
締め切りは今晩12時。早く仕上がっても、ちょっとやそっと遅くなってもかまいません。楽しく書いてください。
投稿はこのスレッドに返信する形でお願いします。
では、スタート。

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失敗作です ( No.6 )
   
日時: 2011/07/17 00:24
名前: 片桐 ID:WXVvW6ag

 うだるような熱帯夜に白湯を飲んでいた。当たり前のように汗が額に背中にと滲み出し、ハンドタオルで何度となく拭う。腹を下しているから、冷たい水を飲むわけにもいかないが、脱水気味の身体に水分をいれないわけにもいかない。我慢して白湯を一口一口と飲み下していき、ふらつく足で寝室に向かった。
 夏風邪でもひいたのか、ここ数日体調が良くない。今日は仕事を早退して、床につく羽目になっていた。
 シャツを着替えて寝室に戻り、部屋の明かりを消して布団をかぶっていると、今最も聞きたくない羽音が聞こえた。歳喰うほど蚊の羽音は、耳が拾える周波数の関係から、聞こえなくなっていくらしいが、はたして幸いというべきか今の私には、近く遠くまた近くとあの耳障りな羽音が聞こえてくる。
「よりにもよってこんな時に」
 声にならない声で呟いてしまう。体調不良のこの夜に、追い討ちをかけて蚊が紛れ込んでくるとは。蚊帳でもあれば拡げて難を逃れたいが、あいにくそんな古風なものは持ち合わせていない。起きて退治するべきか、無視を決め込むべきか。仮に一箇所なりと刺されたところで、虫刺され薬を塗ればすぐにかゆみなど退くだろう、そう思ってしばらく様子を見ていたが、耳に蚊が当たる感触がしたときに、おもわず「うぎゃ」と叫んでいた。
「くそ、成敗してくれる!」
 息巻いて立ち上がり、明かりをつける。案の定だ。やつの姿がない。耳をすませても、あれほどかましかった羽音が聞こえてこない。どこかの隙間から出て行ったのかと思い込むようにして、また明かりを消して布団をかぶった。
 聞こえる。やはりいる。ええい、刺すなら刺すでことをすまして早くどこかへ行け。そう思って布団から手足を出してみるが、まるでこちらの意志が理解できているように、蚊は近づかず、いなくなったのかと布団をかぶりなおすと、耳元に例の羽音が聞こえる。
 私は頭をかきむしって立ち上がると、居間に殺虫スプレーを取りにいった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ……むー、ちょっと無理ですね、これでは。 
 エアコン効いてる寝室から出ると、ものすごく暑くて、それが夏への扉――なんて感じにして強引に仕上げようと思ったけど、さすがに無理矢理すぎるので、今回は失敗例としてあげておきます。
 また今度リベンジします。

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