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RSSフィード [70] 即興三語小説 -日食はどこいった?
   
日時: 2012/05/20 21:42
名前: RYO ID:I/jY7J1g

久しぶりにぽっかり予定がない日があると、
何をして過ごせばいいのか分からなくなりますね。

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●基本ルール
以下のお題や縛りに沿って小説を書いてください。なお、「任意」とついているお題等については、余力があれば挑戦してみていただければ。きっちり全部使った勇者には、尊敬の視線が注がれます。たぶん。

▲お題:「明日は給料日」「星」「南部」
▲縛り: なし
▲任意お題:なし

▲投稿締切:5/27(日)23:59まで
▲文字数制限:6000字以内程度
▲執筆目標時間:60分以内を目安(プロットを立てたり構想を練ったりする時間は含みません)

 しかし、多少の逸脱はご愛嬌。とくに罰ゲーム等はありませんので、制限オーバーした場合は、その旨を作品の末尾にでも添え書きしていただければ充分です。

●その他の注意事項
・楽しく書きましょう。楽しく読みましょう。(最重要)
・お題はそのままの形で本文中に使用してください。
・感想書きは義務ではありませんが、参加された方は、遅くなってもいいので、できるだけお願いしますね。参加されない方の感想も、もちろん大歓迎です。
・性的描写やシモネタ、猟奇描写などの禁止事項は特にありませんが、極端な場合は冒頭かタイトルの脇に「R18」などと添え書きしていただければ幸いです。
・飛び入り大歓迎です! 一回参加したら毎週参加しないと……なんていうことはありませんので、どなた様でもぜひお気軽にご参加くださいませ。

●ミーティング
 毎週日曜日の21時ごろより、チャットルームの片隅をお借りして、次週のお題等を決めるミーティングを行っています。ご質問、ルール等についてのご要望もそちらで承ります。
 ミーティングに参加したからといって、絶対に投稿しないといけないわけではありません。逆に、ミーティングに参加しなかったら投稿できないというわけでもありません。しかし、お題を提案する人は多いほうが楽しいですから、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

●旧・即興三語小説会場跡地
 http://novelspace.bbs.fc2.com/
 TCが閉鎖されていた間、ラトリーさまが用意してくださった掲示板をお借りして開催されていました。

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○過去にあった縛り
・登場人物(三十代女性、子ども、消防士、一方の性別のみ、動物、同性愛者など)
・舞台(季節、月面都市など)
・ジャンル(SF、ファンタジー、ホラーなど)
・状況・場面(キスシーンを入れる、空中のシーンを入れる、バッドエンドにするなど)
・小道具(同じ小道具を三回使用、火の粉を演出に使う、料理のレシピを盛り込むなど)
・文章表現・技法(オノマトペを複数回使用、色彩表現を複数回描写、過去形禁止、セリフ禁止、冒頭や末尾の文を指定、ミスリードを誘う、句読点・括弧以外の記号使用禁止など)
・その他(文芸作品などの引用をする、自分が過去に書いた作品の続編など)

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 三語はいつでも飛び入り歓迎です。常連の方々も、初めましての方も、お気軽にご参加くださいませ!
 それでは今週も、楽しい執筆ライフを!

メンテ

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誕生日 ( No.1 )
   
日時: 2012/05/27 02:30
名前: マルメガネ ID:yge9Qcvs

 ラジオから天気予報が流れる。
「〇〇県南部の天気は晴れのち曇り、夕方から雨となる見込みです」
 それを聞き流しながら、カレンダーに書かれた星を見やる。明日は給料日であって、妻の誕生日でもある。
 私は妻に内緒で使いこんだりはしない。むしろ、今の状況は妻のプレゼントを何にしようか、とそればかりなのである。
 カレンダーから視線を妻に移すと、彼女は普段通りに家事をこなしていた。
 密かに子供たちにプレゼントを何にするのか聞いてみた。しかし、子供たちは、秘密だと言って教えてはくれなかった。
「お父ちゃん。どうしたの?」
「いや、なんでもないが。どうしたんだい?」
 慌てて聞き返しごまかす。
 妻は、鈍いなぁ、という顔をしていた。
「忘れてはいないよ」
 そういうと、ほっとした顔をして彼女はまたどこかに行った。
 次の日、私はそそくさと仕事を早めに切り上げて、町のデパートに入った瞬間雨が降り出した。
 最近の天気予報はよく当たる。
 さてしも妻のプレゼントを買わねばならない。ついでに傘も。
 いろいろ物色して決め、会計を済ませて出ると本降りになっていた。
 このまま歩いていけば傘をさしていてもずぶ濡れになるのは間違いないほどの降りようだ。
 とりあえず、私はタクシーに乗るとそのまま帰宅した。
 私はさりげなく妻に買ったプレゼントを渡した。
 喜んでもらえたかどうかはわからない。
 子供たちはそのあとで渡したようだった。
 就寝前、こっそり妻が私に言った。
「今日はありがとう」
 私はすごく照れくさくなって布団を被った。
 

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