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RSSフィード [166] 即興三語小説 ―別に死ぬわけじゃあるまいし―
   
日時: 2014/03/16 22:07
名前: RYO ID:Fsrr8kYU

 年度末ですね
 終わらせないといけない仕事が終わらない
 異動があるなら、全部置いていこうかしら
 もう知らない。けつまくって逃げてやれ
 そんな心境の年度末です
 異動がないならないで、それはそれで地獄ですけどね
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●基本ルール
以下のお題や縛りに沿って小説を書いてください。なお、「任意」とついているお題等については、余力があれば挑戦してみていただければ。きっちり全部使った勇者には、尊敬の視線が注がれます。たぶん。

▲お題:「土筆(つくし)」「遅すぎる」「ひしめく」
▲縛り:「何か新しいものを買う」
▲任意お題:なし
▲投稿締切:3/23(日)23:59まで 
▲文字数制限:6000字以内程度
▲執筆目標時間:60分以内を目安(プロットを立てたり構想を練ったりする時間は含みません)

 しかし、多少の逸脱はご愛嬌。とくに罰ゲーム等はありませんので、制限オーバーした場合は、その旨を作品の末尾にでも添え書きしていただければ充分です。

●その他の注意事項
・楽しく書きましょう。楽しく読みましょう。(最重要)
・お題はそのままの形で本文中に使用してください。
・感想書きは義務ではありませんが、参加された方は、遅くなってもいいので、できるだけお願いしますね。参加されない方の感想も、もちろん大歓迎です。
・性的描写やシモネタ、猟奇描写などの禁止事項は特にありませんが、極端な場合は冒頭かタイトルの脇に「R18」などと添え書きしていただければ幸いです。
・飛び入り大歓迎です! 一回参加したら毎週参加しないと……なんていうことはありませんので、どなた様でもぜひお気軽にご参加くださいませ。

●ミーティング
 毎週日曜日の21時ごろより、チャットルームの片隅をお借りして、次週のお題等を決めるミーティングを行っています。ご質問、ルール等についてのご要望もそちらで承ります。
 ミーティングに参加したからといって、絶対に投稿しないといけないわけではありません。逆に、ミーティングに参加しなかったら投稿できないというわけでもありません。しかし、お題を提案する人は多いほうが楽しいですから、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

●旧・即興三語小説会場跡地
 http://novelspace.bbs.fc2.com/
 TCが閉鎖されていた間、ラトリーさまが用意してくださった掲示板をお借りして開催されていました。

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○過去にあった縛り
・登場人物(三十代女性、子ども、消防士、一方の性別のみ、動物、同性愛者など)
・舞台(季節、月面都市など)
・ジャンル(SF、ファンタジー、ホラーなど)
・状況・場面(キスシーンを入れる、空中のシーンを入れる、バッドエンドにするなど)
・小道具(同じ小道具を三回使用、火の粉を演出に使う、料理のレシピを盛り込むなど)
・文章表現・技法(オノマトペを複数回使用、色彩表現を複数回描写、過去形禁止、セリフ禁止、冒頭や末尾の文を指定、ミスリードを誘う、句読点・括弧以外の記号使用禁止など)
・その他(文芸作品などの引用をする、自分が過去に書いた作品の続編など)

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Re: 即興三語小説 ―別に死ぬわけじゃあるまいし― ( No.1 )
   
日時: 2014/03/21 05:26
名前: 苗穂乂 ID:bAtenpOQ
参照: http://gaisarchives.wordpress.com

 ポケットティッシュを両方のポケットに二つづつ装備しなければならないこの季節はとても憂鬱だ。世人のように、花見で浮かれる訳にも行かない。金曜日にアケミがピクニックに誘ってくれたのを、ボクは親戚の法事があるからと断った。たぶんアケミは週末のお花見弁当用の材料をもう仕込んでいたのだと思う。わかっているけど、ゴメン。この週末は、もう我慢の限界だったんだ。
 ボクは、花粉症に効くらしいとテレビで言っていた土筆を集めておひたしか佃煮にすべく、荒川の土手まで週末をつぶしてやってきた。
 ところがどうだ。土手はすっかり緑になったスギナがひしめいている。土筆はとうに胞子を飛ばしてスギナに変化していた。遅すぎたんだ。あの青々とした堅そうなスギナを湯搔くぐらいなら、ウミブドウの吸い物でもつくった方がましだ。ああ。今年も、競泳用のゴーグルとマスクをして地下鉄に乗って、変質者と間違われる日々をボクは送らなければならないのか。
 痴漢に間違われたボクをアケミが警察に引き取りにきてくれるところまで想像して、もうなんだか、何か、どうでも良くなった。
 花粉症のない世界にいこう。
 突然ボクは、アイスランドには花粉症の原因となる杉すら生えていないとネットの記事を思い出した。これは天啓だ。その場で、ボクはスマホでレイキャビクまでの航空券を始めて予約した
 アケミも花粉もティッシュももうどうでもいいや。とにかくボクは、花粉症のない地上の天国にいますぐ飛んでいきたいんだ。
 たぶんアケミに一緒にアイスランドに行こうと誘っても呆れられるに決まっている。それなら、いっそアイスランドの温泉でビョークのような女の子と友達になるって言うのもすてきかもしれないな。
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二週間ぶりの飛び入りです。物語になっていないという自覚はありますが、酔った勢いでポチっと投稿します。

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