Re: 即興三語小説 ―どうでもいいゴシップは平和の証― ( No.9 ) |
- 日時: 2013/06/20 21:23
- 名前: しん ID:NF6NEPkg
感想と感想への返信
今回は、暑さのせいか、あまり気力がわきませんので、感想いただいた方の分は読んで感想を書き、返信をしていこうとおもいます。
・卯月 燐太郎さん 題名:東京砂漠 時間制限とかあるので誤字とか気にしないでいいとおもうのですが、妙に気になったので書かせていただきます。 毒説→毒舌 の誤字? 意味はわかるし、わざとなのかな?
中身がちょっとわかりにくいですね。精神病の男が、サソリと話すことが出来て、その精神病の一つの症状として、言葉が砂になるのかな? ラクダとサソリがいるのは、東京がこの男によって、砂漠化しているというかんじなのかな? もう少し説明がほしいところです。 卯月さんにはいつも感想をいただいているので、このサイトに掲載しているものをさらっと一つよんだのですが、三題では少し力をだしきっていないようにおもえます。お題を使用しつつ、短く書くことをこころがけていないでしょうか。できれば、短く書くのではなくて、物語をつくり、物語に必要な文章であれば短く書くことをあまり考えずに書いてみて欲しいと思います。
感想への返信
>>難しいお題をストレートに使い、胸の中に夢と優しさを持ってくるとは、考えましたね。 話のバランスもよかったです。 杏子先生との保健室でのエピソードの描き方もよかったです。 杏子先生は、さすがに大人の対応ですね。 竹中という少女の個性もいい感じに描かれていました。
後半部分をぼーっと適当にかいたので、不安でしょうがなかったのですが、おもっていたよりも書けていたようでした。 お題は基本いつもストレートに使っているつもりです。そうしないと、あまり自然に消化できないのですよね。 短い文章で個性をかんじていただけたなら幸いです。
追加への返信
>●サカノウエさんの書いている下記につてですが、これは「お題」をこなすために作者が書いたものと私は判断しました。 したがいまして、作品本来の完成度を高めるのが、目的ならば、導入部とラストはいらないと思います。
ちょっとこの部分あれですね。サカノウエさんの感想と卯月さんの感想はは関係がありません。あまり他の人の感想を見て言うのは個人的には嬉しくないです。以前あるサイトで一個感想がつくと、続く他の感想も似たようなものばかりならんだことがあります。本当によんで書いた感想が似たものになってしまったのか、よんだとしても他の人の感想をみて影響をうけたのかよくわからないです。 そして導入とラストはこの作品の完成度を高めるためだけに書かれたものです。この話は最初に少年がどう思っていたのが、これをきっかけにある程度たってどういう結論にたっしたかの物語です。最初最後がなければ、メッセージ性はあるもののたんなる1シーンになってしまいます。本当は最初前後はなく、もっと長いストーリーでした。おっぱい専門官にはいりたい人物がでてきて、その人物が竹中の想い人で、竹中をおもいがけずにふり、これから二人のラブストーリーの起点にいたる物語の予定でした。書いているうちに、そこまで書く気力がなくて、端折ったので、どうにか1シーンではなくて、話として成立させるための苦肉の策でした。 ついでにおっぱい専門官の語句は最初保健室にいく途中の杏子先生への執着の部分で消化予定だったので、別に苦にはしていませんでした。
・zooeyさん いいですね。綺麗にまとまっています。 個人的には、彼女を助けるシーンで衝動だけではなくて、何かひとつ理由がほしかったですね。お母さんが身体を売る商売をしていて重なった(お母さんは助けれなかった)とか初恋のひとと名前が一緒だとかそういうのがあると、さらにもりあがったきがします。 あとこれも個人的なものかもしれませんが、ラストは彼女は実は彼が犠牲になって(自分で自分にナイフをさして刺されて逃げたとかひと芝居をうったとか)逃がして、別々になった。そして猫をみてなんとなく、ひろい、彼女の名前をつけて飼ったみたいなラストのほうがこの話なら好みかもしれません。
感想への返信 また、女の子の優しさも、ちょっと表層的だなと思いました。 見た目か、性格かという差だけで、 結局表面で人を判断しているということに変わりはない気がしてしまったり…。
↑の部分がとても参考になりました。ありがたいです。 わたしのなかでは、性格>見た目 なのがあたりまえで、横に移行したのではなくて、ひとつ階段をのぼった というつもりだったのですが、そういう見方もあるのですね。ひとそれぞれの見方、考え方というものは書いていくうえで非常に参考になります。いつか書いていただいていることを軸に小説を書くかもしれません。 優しさに関しては難しいです。私の基準では彼女はとても優しいです。彼女は自分の損益(利益になったとしても、それを考慮しない)など一切考えずに、脳髄反射のように他人の利益になることを考えれるひとだからです。ただ裏設定で、ただ弟がいて世話やくのが当たり前のようになっているというだけなのですが。
文章も展開も掌編的なものが得意な方なのかな、と思いました。 あくまで個人的な意見ですが、好き勝手書いてしまってすみません。
あまりわたしのなかで短編、掌編、長編という区切りはありません。掌編をかくのも長編も同じで、必ず区切りまで書き、一シーンではなく一つの話になるようにしようとします、正直みなさん、そういう意識がない方が結構いるようにおもえます。だから他の方と比べて掌編がうまく見えるのではないだろうか、と思うことがあります。 個人的な意見を(感情的にではなく)好き勝手にかくのを感想というのだとおもっています。今回zooeyさんの感想はあきらかに、読んだ感想を書いているという風におもいます。こういう感想はとてもありがたいです。ただほめていただける方も嬉しいのですが、こういう感想をいただくと、新しい発見があります。ありがとうございます。
・雪国の人さん 正直よみにくいです。感想をかかねば、とおもって読んだのですが、二度読み返して、大体わかりました。 ロボみたいなものを操作して、その状況をネットで実況したりしなかったりしているのですかね。そしてお金を払い、少女と過ごし性的ではないあたたかみを感じる。 わたしはたまに言わせてもらうのですが、小説の説は説明文の説なのです。小説とは物語を言葉や文字で説明しているのですね。ある程度文章がうまくなると、長文を書ける=うまい と思うようになり、技巧を駆使して長く書こうとして、説明の意図がわからなくなるものがあります。わたしはこの作品がそうなっているように思います。
感想への返信 短いお話でキャラに個性を感じていただけたのは嬉しいです。 最後進展については、おっしゃるとおりです。一応知り合いにはなっていて、少年は片思いに発展していますが、この時期はまだなにもありません。このあとに、彼女が好きな男がおっぱい専門官になりたくて入隊を希望してそのいざこざでやっと恋愛話に発展します。本来書く予定だった話がはしょられた悲しい話です。
・サカノウエさん 恋愛話はわたしの好物なので、いいかんじでよませてもらいました。 いい話です。これだけしっかりできている話だと小さいことがきになってしまいました。 お題の「飲み薬」の使用方法が少しだけ気になりました。 わたしなら そんな薬があるのなら、どんだけ苦くて不味い飲み薬でも躊躇わずに飲んでみせる みたいな言い回しにしますかね。御作では 薬 と書くべきところを強引に飲み薬にしている感じです。ここまで書いてなんですが、あまりにうまくかけているので、もったいない だけで普通ならそれほど問題ないきがします。 彼女が他の男性とのみにいくことになり、やきもきして助けにいく男の話もなんだか書いてほしいきがしてきます。
感想への返信 キャラに個性を感じていただけたのは大変嬉しくおもいます。 前後は少しおかしかったですね。ただ、あの前後自体は必要なものなので、もっとちゃんと考えて書くべきでしたね。ありがとうございます
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