Re: 即興三語小説 ―どうでもいいゴシップは平和の証― ( No.12 ) |
- 日時: 2013/06/19 21:29
- 名前: 雪国の人 ID:LHJf987Y
>>卯月 燐太郎さん
とぼけた台詞回しとシチュエーションが良かったです。男が警備員に取り押さえられたあたりから少し切ない雰囲気を感じました。サソリとのやり取りは男の妄想だったのかと思ったのですが、男が連れていかれてしまった後も変わりなく話すのですね。それでちょっと切なさよりも読み始めて最初に感じたおっとりした雰囲気が続けて感じられまして、読後感が良かったです。さっぱりとした語り口というんでしょうか。ともかく面白く読めました。 手直しされる前の作品について、申し訳ないのですが、はっきりと「ここが違ってる」と指摘させていただけるだけの自信がないです。ごめんなさい。最後の部分、吐いた言葉が砂になるシーンの部分は追加された気がしています。勘違いでしたら重ねてごめんなさい! 東京砂漠というタイトルの描写がここでされてるのですね。言葉が砂になるというのは、男が精神的に参ってるように感じられてやっぱり切ないです。単純に「人間って、吐いた言葉が砂になるのか?」のところの「吐いた」と「砂」という文章の組み合わせからくる連想のせいかもしれないです…。
>>zooeyさん
専門という漢字の下りが面白く読めました。女の子のキャラクターの描写にもなってて、そこはとてもかわいいと思いました。 部屋住みや小遣いのお話は「はーなるほど」と思って読みました。ネットで検索してみましたら、実際にこういう習慣というか、こういう生活をしている人がいるのですね。物事の具体的な描写が力強いというのが感じられます。語り手の青年の心情の描写等がそのままリアルの地続きになってるようです。すごく自然に読み進めることができました。面白かったです。
>>サカノウエさん
あとがきに書かれてる通りの、可愛い女の子が酔っぱらっていて、すごく可愛いと思いました。長いひとり語りの部分がありますけど、そこも文章が整ってまして読みやすかったです。 一人称の叙述トリック的なあれだと思うのですが、私はすっかり罠にはまってしまいました。三角関係のお話かと思ってしまいました。個人的に私が百合大好き人間だから…という事情はあると思うのですが…! 梅酒はおいしいですね。
>>しんさん
竹中さんがとても可愛くて良かったです。優しいのは良いですね。怪我の手当というシチュエーションはグッときますね。 主人公が惚れてしまうのはとてもよくわかります。冒頭の秘密クラブ的なものが唐突で若干面食らったのですが、作品の最後にまた出てきて笑ってしまいました。結局この主人公は足を洗えていないんですね…。普通だったらもうちょっと竹中さんと何かあったような描写を…とちょっと思ったのですが、つまり二人の間には特に何か進展はないのか…とも思えてしまって、そこも面白かったです。
>>Azuさん
科学者の話や、新しい技術の話が出てきますと、個人的にはすごく興味がひかれます。美少女の話にも興味はひかれます…。 頭の良いキャラクターを小説で描くのは難しいですよね。単純に「この人物は頭が良くて…」とだけ書かれていてもなかなかその小説自体の面白みにつながりづらいというイメージがあります。(私の書いたものについてはおいておきまして…えへへ) この点、Azuさんの書かれた作品の中で、語り手の青年が良い驚き役になっているのを感じました。作品内では重い内容の母親のことなども書かれているのですが、全体の印象としては強いコメディ色を感じて楽しく読むことができました。
>>マルメガネさん
最初に読んだときに、「キリト」という名前の人物は「コウ」という名前の人物と同じ人なのだろうかとちょっと疑ってしまいました。私も経験があるのですが、文章を書いている途中で、同じ登場人物の名前を途中から自分の中で覚え違いをしたまま書き始めてしまう…というような。 私の勘違いでしたら申し訳ありません…。キリトという人物の登場がちょっと唐突であるように感じてしまいました。各キャラクターの見た目や設定を作中で示していただけるとオチが生きると思います。登場人物の人となり等をもっと知りながら物語を読みたいということでもあります。お話の流れやラストのオチは好きです。
>>拙作のことです
読んでいただきまして、またご批評ご感想ありがとうございます。 読みづらくて大変申し訳ないです。久しぶりに小説を書きましたらテンションが上がりまして、そのまま執筆者本人だけが意味をわかるような文章を書くという悪い癖が出てしまったような気がします。ごめんなさい。 もっと落ち着いて読者の方の立場に立った小説を書くのに頑張ろうと思います。
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