Re: 即興三語小説 -「真夏の夜の夢」「いたわり」「消化不良」 ( No.1 ) |
- 日時: 2015/08/14 18:21
- 名前: マルメガネ ID:Hx9qbUyk
消化不良を起こして唸り、また三語のお題もまた消化不良になって両方で苦しむ。 これが真夏の夜の夢のひと時であってほしいと願うばかり。 いたわりも考え付かず、ただ痛む腹を抱え胃腸薬を服す。 そしてまた物語の一行なりとも考えるのだが、そうもならずにただの駄文になるばかりで、ヒグラシが鳴きいくぶん涼しい風が来ても、眉をひそめ汗まみれの手を止めつつ、また悩み苦しむ。 ああ、真夏の夜の夢であって欲しい、と願いつつ。 浮かんでは消えてゆく素案を脳内に巡らせ、再び溜息をついたときは夜になっていた。
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Re: 即興三語小説 -「真夏の夜の夢」「いたわり」「消化不良」 ( No.2 ) |
- 日時: 2015/08/14 22:00
- 名前: お ID:Djv2n1Mw
例によって粗筋です。なので、例によって、かなりの省略があります。 プロット組むのに2時間、粗筋として文章に起こすのに2時間ほど掛かっています。 今回は比較的早くできました。 ----------------------------------------------
微睡みの日々にサヨナラの叫びを 蒹垂 篤梓
久しぶりに街に出て案の定迷子になった少年は、見知らぬ幼女に出会い位置感覚を取り戻す。 「お礼に何かして欲しいことはあるか」 なんてうっかり聞いたら、一日の残りをあちこち引っ張り回された挙げ句、約束をさせられる。 なぜこうなったと思っても、遅し。魔法使いにとって契約は絶対。駆け出しとはいえ一端を気取る少年に、それを覆すことはできない。 ある日少年は、冴えない中年男と鉢合わせをする。魔法使いのすることに偶然なんてあり得ないから、つまりそれは必然。何だかだと理由を付けて、男の部屋に押し掛ける。 冴えない男の部屋は、やはり冴えないしむさ苦しさに溢れていた。食中毒を起こさないのが不思議なくらいの不衛生さ、自分に対するいたわりが足りない。 これではダメだと少年は、まるで妻か恋人のように発破をかけ、部屋を片付けさせる。片付く先から、埃を叩き掃除機をかけ、雑巾掛けをする。 挙げ句には男の身なりを整え、外へ連れ出し、髪を流行りのように整え、それに似合う服まで買わせる。ジムへ行き、気分をリフレッシュさせると共に、弛んだ身体に活を入れる。そんなことを数日も続けると、男は見違えるように凜凜しい好青年に変身する。中年と思われていたのが、実は三十前だったことも判明した。全て少年の甲斐甲斐しいまでの努力の賜物である。だからと言って耽美な何かを期待してのことではない、念のため。 少年には目的があった。果たすべき約束が。 彼女は独身で、男より少し年上だったが、気立ても良くて器量好しだった。 二人が出遭ったのは、少年が鬼軍曹ぶりを遺憾なく発揮したジムでのこと。息も絶え絶えでぐったり寝そべるプール際、心配げに覗き込む彼女に、少年はきっぱり言ったものだ。 「僕の目的は彼に嫁を取らすことです。あなた、いかがですか」 彼女は笑っていたが、満更でもない様子も見て取れた。 数回、同じようにジムで顔を合わせるうち、始めは挨拶を交わす程度だったのが、次第に短いながら言葉を交わすようになる。そのうち、笑顔が観られるようになって、気が付けば自然と談笑するようになっていた。 そうなれば、大人の男女のこと、場所を変え、煩い監視人のいないところでゆっくりとと話が進む。 そうやってデートを重ねるうち、二人の親密さはいや増し、二人の心のうちに、結婚の意識が涌いてくるのも当然の成り行きといえた。そんな気持ちを自覚し始めた頃。 男は夢を見た。 それは恐ろしい夢だった。 娘がいた。かつて若すぎる結婚をしていた頃に産まれた娘。その結婚は、結局上手くいかず、五年の時をかけずに破綻した。愛おしい娘は、もうこの世にいない。 夢の中で、幼い娘は可愛らしく、とても可愛らしく笑っている。それも束の間、その表情は恐怖に歪む。得体の知らない恐ろしい影が少女を襲い、呑み込んでしまう。それを見ていることしかできない男。「助けて」と泣く娘。 叫び声と共に男は目覚める。 少年の元に掛かってきた電話は彼女からのもので、男が時間になっても約束の場所に来ず、連絡も付かない。部屋には鍵が掛かって、人のいる気配もないと。 少年が男の部屋に入ると、男は、ベッドにうずくまって震えていた。消化不良でお腹が痛い……というわけではなさそうだ。泣いているのか。声を掛けても反応がない。目は虚ろ、生きる気力を感じさせない。 少年と出会う前、男は生きる最低限のことしかしていなかった。文化的な生活とはとてもいえない。まったく、その頃に逆戻りしている。 不本意ながらも、心の中を覗き見る少年。 「なるほど、これは思ったより重傷だな」 さてと案じるも、こうなっては無理に動かさせることもできない。 「ともかく眠らせることだな」 夢を怖れる男は、眠りを拒絶している。 「悪夢ばかりが夢ではなかろうさ」 男は自分が若返っていることに気付く。夢なのかとも思いつつ、そんなことはすぐに頭の中から霧散する。 妻がいて、娘がいる。幸せな日常があって、日々がこともなく過ぎていく。今日も明日も、ひと月、半年、一年、そして十年と。家族としての日々を重ねていく。 そしてある日。娘を嫁に出す日を迎える。よくぞここまで育ったものだと感慨も深く、同時に、まだまだ手元に置いておきたい気持ちとが相克する。 花嫁の控え室。美しく育った娘を前に、涙を堪える。忍び寄る怪しい影に気付いた時には、もう遅かった。禍々しくも恐ろしい影。人の形をしたそれは、娘を連れ去ろうと襲いかかる。 泣き叫ぶ娘。 助けようとする男の身体は、どういうわけか指一本動かすことが出来ない。 「誰か、娘を助けてくれ!」 叫ぶ声に応える者はない……はずだったが、 「芝居はよせよ、あんたの身体は動かせる」 見知らぬ少年がそこにいた。冷たい物言い。けれど、その眼差しはどこか温かい。 「身体が動かない、助けてくれ」 「動くよ、動かさないだけだ」 男は頭(かぶり)を振って否定する。そんなはずはないと。 「よく見てみなよ。あれは誰だ」 と指す影の、その姿は…… 「俺……なのか?」 そんな馬鹿なと喚く男。そして、ふと、思う。これは夢なのだと。今だけではない、ずっと以前から、二十年も前から、ずっと夢だった。覚めたら終わる、真夏の夜の夢。 「なんてこった」 へたり込む男。そして思い出す、娘がもうこの世にいないことを。 「もう、どうでも良い」 絶望と共に吐き出す言葉。 「本当に?」 少年は問う。 「あっちのあんたは、あんたの願望の一部。全て忘れてしまいたいという。それも選択の一つだ。それを望むのもいる。けれど、それに抗うあんたもいる。忘れたくないと望むあんただっている。だろ?」 その狭間で潰され生きる気力を失っていた。 「今、娘を失えば、永遠にあんたは娘のことを思い出すことはない。新たな人生を踏み出せるかも知れない。忘れることが出来なければ、あんたはずっと苦しみことになるだろう。きっと、死ぬまでずっとね」 「俺は……」 「知っていたかい? 同じような境遇にあって、失った子供の思い出を抱きながら強く生きている人もいる。あんただって、知ってるはずだぜ。その人は、新たな人生を踏み出そうとしているところだったんだ」 「まさか……」 「で、あんたに会わせた。互いに良い効果があると思ったんだけど、少し甘かったみたいだ。僕にはまだ人生経験が圧倒的に足りないらしい」 肩をすくめてみせる少年。 「傷は完全に癒えることはない。いつまでも疼き続けるだろう。けれど、その辛さを受け入れ共存することは出来るかも知れない。思い出として慈しむことでね。ま、僕には経験のないことだけど」 ああと泣き崩れる男。 「さて、どうする?」 決断を迫る少年、男はぎこちなくも立ち上がる。 * 「約束と違う」 責める言葉とは裏腹に、嬉しそうに笑う幼い少女。 「ま、成り行きでね。こっちの方が納まりが良いような気がしたんだ」 「ん、悪くない」 かつて夫婦だった二人が、手を取りあって娘の墓に祈りを捧げている。 「じゃあ、行くね」 光の中に少女が消えていく。 「成仏なんて現象は肯定しがたいんだけどな」 つぶやきながら、満更でもなく頭を掻く少年の笑顔は、年相応に屈託がなかった。
(。・_・)ノ
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不平等な電話 ( No.3 ) |
- 日時: 2015/08/15 00:57
- 名前: ラトリー ID:3aRGbbFk
多恵子が床の間で遺影に手をあわせていると、居間の固定電話が鳴った。 写真の中で微笑む成彦は、五十年前に初めて恋い焦がれたころの面影をかすかに漂わせている。頬がこけ、髪がずっと少なくなり、皺と染みに覆われていてもそれは変わらない。長年つかず離れずの関係を続けてきたが、昨年末に他界した。告別式では、ほかの列席者に決して気づかれぬよう、顔を深くうつむけて涙をこらえたものだ。 故人の思い出にひたりたいのに、耳障りなコール音はどこまでも規則正しく鳴り続ける。仕方ない、出よう。どうせ後で電話を使うつもりだったのだから、かかってきた相手の用件を確認してさっさとあしらうことにしよう。 多恵子は震えてもつれそうな両足をかろうじて立たせ、受話器のもとへ向かった。 「もしもし、鎌田ですが」 硬い声になったのが自分でもわかった。視線はまだ床の間の仏壇に向けられている。 「あ、もしもし? オレオレ、俺だよ」 いきなり噴き出しそうになった。なんだ、この声は。妙に軽くてなれなれしい雰囲気に名前を名乗らない始め方、まるっきり典型的な詐欺の手口ではないか。 眼を閉じた多恵子の顔に笑みが浮かんだ。とんでもないタイミングでかかってきたなと思う。いつまでも若いつもりでいたが、自分の年代はもう、若い連中からそうやって狙われるようなところに差しかかっているのだ。 世間一般からすれば充分に高齢者の範疇に入るのだし、今さら現実逃避しても始まらない。むしろ、相手の思惑に乗せられたふりをして翻弄するのも悪くないかもしれない。老いたわりに頭の回転は速いほうだと自負してもいる。 話す内容を慎重に頭の中で選びながら、多恵子はおずおずと切り出した。 「……もしかして、孝ちゃん? 孝幸なの?」 「そうだよ、孝幸だよ。母さん久しぶり、元気してた?」 「まあね。お父さん去年の暮れに亡くなっちゃったから、今は一人暮らし。これはこれでいろいろやりやすいんだけど、あんたには伝えてたっけ」 「どうだったかなあ……ちょっと憶えてないや」 はっきり答えるとまずい場面はお茶を濁してさっさと次へ向かう。わかりやすい進め方だ。今どき、こんなあからさまな手法でうまく行くと思っているのだろうか。いや、うまくやれると確信したから電話してきたにちがいない。 多恵子が考えをめぐらせていると、電話の相手は早速本題に切りこんできた。 「実はさ、母さん。俺、ついさっき追突事故起こしちゃって。なんか黒塗りのめちゃくちゃ高そうな車にぶつけちゃったんだ。乗ってた相手が顔にキズのあるすごい怖そうな人で、すぐに賠償金払えって言ってる。今もちょうど隣にいるんだ。お金を用意しないと、何されるかわからない。頼むよ母さん、母さんだけが頼りなんだ」 「怖い人がすぐそばにいるの? ああ、それは大変だねえ。まずは落ち着いて。夢じゃないんだね? 夏の夜の夢、ってわけじゃなくて」 「母さんこそ落ち着いてくれよ。こうやって俺が電話してるのに、夢のはずがないじゃないか。くそ、ただの悪い夢だったらどんなにいいことか。真夏の夜の夢ならぬ悪夢ってわけだ。でも最悪なことに、これは本物の現実なんだよ。どうしたらいいか……」 即座に台詞を返すアドリブ、絶望に打ちひしがれる声の演技などはなかなか上手だな、と思う。アマチュア演劇の舞台に立った経験でもあるのかもしれない。 ただ、シェイクスピアのあの作品を『真夏の夜の夢』と呼ぶのはいただけない。あれは『夏の夜の夢』にしないと原題のニュアンスから外れてしまう。はるか昔に大学で英文学を専攻した多恵子は、その手のうろ覚えを割と気にするタイプだった。 「とにかく、たくさんお金がいるのね? どれくらい必要なの」 「まず百万円払えって言ってる。俺が今から伝える口座に振り込んでほしいんだ。もちろんこれは、一度に振り込みできる限度額が百万円だから相手もそう言ってるのであって、最終的にはもっと払わなくちゃいけないんだと思う。母さん、本当にごめんね……」 「いいんだよ。大切な人が苦しいときには何としてでも助けてあげる、当たり前のことじゃないか。早いに越したことはないよ。さあ、どの銀行の何という支店なんだい」 多恵子は言われた通りに口座情報を書き取った。 世の中には、こうして犯罪に使われる口座がどれだけ開設されているのだろう。想像もつかない。被害者は電話や玄関先でやり取りした相手が本当の息子や娘、あるいはその代理人だと心から信じて、長年ためこんだ生活の糧を提供する。犯罪者たちは暴力に訴えずして多額の金を手中に収め、先行事例をもとに模倣犯が延々と続いていく―― ずるいと思う。実力行使もなく目的を果たすなんて、単純に不平等ではないか。 「母さん、いいね? 今からすぐ近所のATMへ行って、振り込んでほしいんだ。もう夜遅いし一時間後には閉まっちゃうから、急いでね」 時間を早めに区切ってターゲットを焦らせるのも、こういった詐欺のよくある手口だ。何から何まで典型的すぎて、張り合いがない。そんな風にさえ思う。 ここで電話を切り、相手に言われたことを何もやらないですぐ警察に通報するのも一つの手だ。どうせ犯罪者は巧みに逃げおおせてすぐまた別の標的を見つけ、近寄っていく。事態は何も変わらない。どうにも消化不良な結末。 だからこそ、多恵子はちょっと反発してみようかという気になった。 「ところで孝ちゃん、思い出したことがあるんだけど」 「何だい母さん。用件はもう伝えただろ。一時間以内に必ず振り込むこと、いいね」 「孝ちゃんは確か、中学へ上がる前に亡くなったはずなんだよねえ」 電話口で絶句する様子が感じ取れた。手ごたえ充分だ。 「そのころお父さんは仕事で忙しくて、よく家を空けてたから、家には孝ちゃんとお母さんだけの日が多かったと思う。お母さんは孝ちゃんのことが気に入らなくて、よく叩いたり煙草の吸殻を押し当てたりしてた。孝ちゃんがちっとも自分に似てないから、別の女が産んだんじゃないかって疑ってたのね。バカバカしい、お腹を痛めて産んだのに自分の子供じゃないなんて、お母さんもよくそんなこと疑えたものよねえ」 「母さん、何を言ってるんだい……?」 「ある日火事があって、家は丸ごと焼け落ちた。孝ちゃんは死んで、お母さんは生き残った。原因は不明、煙草の不始末とも放火とも言われてる。今の家は建て直したものだけど、お母さんはそのころからますます頭の調子が悪くなって、今度はお父さんにつらく当たるようになったのね。あなたが家を空けてたから孝幸は死んだんだ、責任取りなさいよ、って。そしてとうとう、去年の暮れにお父さんは心労に耐えかねて自殺しちゃった」 「え、うそ……」 相手も思わず演技を忘れて素の状態に戻ったのだろうが、嘘ではない。知っている限りの事実を並べ立てたつもりだ。赤の他人である犯罪者相手だからこそ、自分のやりたいように言葉を連ねていくことができた。 「ねえ、孝ちゃん。孝ちゃんは小学生で自動車免許とれたのね。えらい。おまけに黒焦げの身体で、ハンドル握って運転してたんでしょ。すごいじゃない。顔にキズのある怖い人なんて、孝ちゃんの見た目の迫力で追い払ってやりなさい。いいわね?」 言い終えてから、しばらく相手が返事するのを待っていた。が、ずっと無言のままだったので切った。頭のおかしい女性高齢者を侮蔑する罵詈雑言が飛んでくるかと思ったのに、あっけにとられて何も言えなかったようだ。多恵子は拍子抜けした思いだった。 何にせよ、稚拙な詐欺犯のおかげでびっくりするほど平和な時間をすごすことができた。ほんの三十分前の体験が、まるごと記憶の彼方に飛んでしまったほどだ。 だがそれで過去が変わるわけではない。一度起こってしまった事態は元には戻らない。改めて床の間を見やる。最悪なことに、『あれ』は本物の現実なのだ。 多恵子は受話器を握りしめたまま、新たに三つのボタンを押した。
「もしもし、警察ですか。わたくし、先ほど鎌田美代子さんを殺しました。美代子さんの家から電話しています。美代子さんは床の間に倒れています。もう息をしてません。申し遅れましたが、わたくし、篠山多恵子といいます。鎌田成彦さんとは、かれこれ五十年以上親しくさせていただいておりました――」
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短いお話を書く練習になれば、と思って使わせていただいてます。 今回も三時間くらいかかりました。
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Re: 即興三語小説 -「真夏の夜の夢」「いたわり」「消化不良」 ( No.4 ) |
- 日時: 2015/08/15 01:45
- 名前: ラトリー ID:3aRGbbFk
>マルメガネさん 書けない悩みが文面全体に表れているように感じます。そして消化不良もまた苦しいのは事実。 自分もなかなか書けない時は七転八倒する思いで、もう書かないほうがいいやと諦めてしまうことが多いですね。 今回のお題はそこまで凶悪ではなかったようにも思いますが、時々すごい難易度のがあったのは何となく憶えてます。
>お さん 作者名らしき四文字の漢字は何と読むのだろう……などと考えつつ本文を読みました。 あらすじで省略があり、今回は人物が固有名なしの代名詞で出てきているので、それぞれの同定もやや難しかったです。 何となく話の筋はわかったかな、と思います。「少年」が「幼い少女」と契約を結び、魔法の力で「男」に心の平和を取り戻す。「幼い少女」は実はかつて亡くなった「男」の娘である、と。 各描写をどれだけ真に迫る、心に迫るものにできるかで、読んだ人への届き方が変わる作品になってきそうですね。
今度の日曜日は、予定が空いてるので久々にチャットのほうへ参加してみようかな、と思ってます。
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Re: 即興三語小説 -「真夏の夜の夢」「いたわり」「消化不良」 ( No.5 ) |
- 日時: 2015/08/15 13:53
- 名前: お ID:cQ1rWWnY
ラトリーさん、感想ありがとうございます。 日曜、お会いできれば、よろしくです。
御作への感想です。 勉強させてもらいました。 冒頭、なんかぎこちない感じ? 明確に矛盾とまではいわないものの、しっくりこない書きよう。何でかなと思ったら、ラストで腑に落ちました。なるほど、お見事。三語ということをのければ、犯人君ももう一噛み欲しいかなと。三語の枠で作品に仕立てようと思うとその辺で限界が出ますね。粗筋、お勧めですよ。
>おきさん 愚痴……ですか? いや、まぁ、申し上げることは何もないです。ご愁傷様。
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