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RSSフィード [18] 意訳詩
   
日時: 2011/10/31 12:06
名前: 闇の吟遊詩人(闇雅人) ID:Ru30e.qY

昔、私がTCの常連だったころ、管理人の闇さんに提案して拒否された企画(苦笑)。裏でやるならいいでしょう。参加は自由です。ちなみに「外国の詩」を「教科書的に直訳」せず、「意訳して日本語の詩」にする「意訳詩」というジャンルはあります。上田敏の『海潮音』や、佐藤春夫の『玉笛譜』などがその例です。

なお、TCから離れるにあたり、私の記事は全て削除しておきます。私の企画で孤軍奮闘してくれた「うんこ太郎さん」の応援のために「一時的に」投稿したランボーの詩も削除します。では、失礼致します。もう二度とここへは来ません。

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万葉集 (垂水) ( No.63 )
   
日時: 2013/04/21 16:52
名前: うんこ太郎 ID:ss/5XHkM

 石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも

 2011年の11月の意訳詩で、志貴皇子のこの歌をとりあげました。当時私は米国に住んで
おりましたが、今はこの歌の舞台である垂水神社の近くに住んでいます。
 ただの偶然とはいえど、私の生活に意味を見ようとすれば、これも何かのご縁だと思えます。
 私はてっきりこの歌の「上」を「うえ」と読んでいましたが、正しくは「上」と書いて
「おか」と読むようです。垂水神社の石碑にはそのように書かれています。
 神社には水が石を走る滝があり、木々の茂るおかのうえに、志貴皇子はさわらびをみつけたのでしょう。
 いまでも垂水の森の空気はかすかに水に湿っており、土のにおいをかいでいると、1000年以上前
に生きていた古代人と、こころが通じあうような気がしてきます。詩はやはり、草や花の
ように、土地に根付いて生きてきたものではないかと思います。

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