詩信
腐敗、
腐ってた?

「ふふっ。」

嘲笑。

はじめからありもしないものが
どう腐ればいいかなんて

零乗算の結果を零以外にする式の発明ほど
無意味な誹り

なにもなかったんだ
なににもなれなかったんだ

だから、嘲笑の意味なんか理解できないよ

はじまりすらしなかったものを
どう詰ればいいかなんて

それでもパーティのチケットくらいは
受け取ってくれるよね?

くだらない腐敗を餌にして蠢いている
蝶になれると勘違いしている芋虫(うじむし)の君たちは

こういうのが、大好きなんだろ?
阿印陀布
2015年12月19日(土) 13時12分31秒 公開
■この作品の著作権は阿印陀布さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
作者からのメッセージはありません。

この作品の感想をお寄せください。
No.3  冬将軍大佐  評価:40点  ■2016-01-04 20:58  ID:UZbHSkHuPqE
PASS 編集 削除
負の感情でなく正の感情をテーマにして作るとより良いかと思いまつ。
No.2  阿印陀布  評価:--点  ■2015-12-24 01:15  ID:L38fMys5c56
PASS 編集 削除
書き殴りで、ふふと嗤ったの括りを、腐々と結ぶ気の利かせ方すら失念してました。
精進が足りないようですね。

ご評価いただきありがとうございます。
No.1  桐生瑞千  評価:30点  ■2015-12-20 20:46  ID:5tggrX4ytO2
PASS 編集 削除
朱に交われば赤とも言いますが、さて。
この語り手の卑屈なところは、本心にないことを自覚しながら、自ら望まぬ関わりを続ける点ですね。
囚われ人。呪縛を解き、外の世界を見られるようになれば良いのですが。

詩としては生きた言葉で面白いと思いました。
総レス数 3  合計 70

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除