夕立

 夢
   を

 見てい
    た


      の
 雨
  降り


   午後

      六時


    飲みかけ

      の

  お茶


     書き
       かけ
   の

      詩

    詩



 振り子
     時計

   が

     鳴る



   貴方の


     匂い
        を

 探
    し

         て


  あの
     ね、


 新し い
      魚

   を

     飼ったの

  青い

     大きなヒレ

    の



 あ  のね、


  色鉛筆

      見つ
        かった

    よ

  捜し
      てた

     でしょ



  あ

    の

       ね、



  この前



  わたし

     が

    貴方の


      短冊
         を

 馬鹿に

    しな

     かったな ら


 違ってた

     の
        かな



    ここに


  いて
       く

       れてた


  のか
       な


 『 ごめん
       ね 』



  嘘
    つきで

『 ご めん
        ね』


  ほんと
      はね

  嘘

     馬鹿に

  な

   んて

      してないよ

 すこ
    し

  恥ずかし


    かった


  だけ
         で


『 ご

    め
       ん

          ね 』


   もっと

  早く


        謝 って

  おけば

     よ

        かったの

    かな



  …………




  あ、

     羽虫




  …………


    ……


       …


  ほんと
      は


   嬉し

      かったの


  ごめん

      ね


   もう遅い
        よね

  ごめん
     ね





      ……

   ひどくて

      綺麗な



     夕立
        よ


  見てるの

       かな




    わたし

         、









   生まれ

      変わ

        って


  また

         会え

        た

       ら

  今度
     こそ

        言う

       ね





  わたし も

    同じ 気持ち

        でした

 すごく
     嬉し
       か
          ったよ








   ……って、

         ね


時雨ノ宮 蜉蝣丸
2016年07月16日(土) 02時41分52秒 公開
■この作品の著作権は時雨ノ宮 蜉蝣丸さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
深夜につらつらと。

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No.2  時雨ノ宮 蜉蝣丸  評価:0点  ■2016-07-25 19:34  ID:ji4Hz4Vb/4o
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村上夏樹 様

コメント感謝致します。初めまして。
少し前から、このようなスタイルで詩を書いたりしており、久しぶりにやってみて成功してよかったです。
キリキリと、過ぎし夏日の後悔に苛まれていただけたならば幸いです。

ありがとうございました。
No.1  村上夏樹  評価:50点  ■2016-07-24 22:44  ID:hQLqXqXj732
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時雨ノ宮 蜉蝣丸さん
はじめまして。

文字の配置が独特で、読者を物語に
引き込ませますね。

病的なまでに、
まるでヴァイオリンの
甲高いキリキリとした鋭い音が
聞こえてきそうなくらいに、
この作品から
芸術的な何かを感じました。

ありがとうございました。
総レス数 2  合計 50

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