明日夢数え唄

一つ不幸が起きるたび 死にたい自分が起きてくる

二つ幸せ出会うたび まだ生きられると勘違う

三つ 昨日が楽しけりゃ

四つ 明日も楽しかろ

五つ悲しみ 泣いてても

六つの普通に 踏まれてく

七つの頃の あの夢も

八つ年経りゃ 潰された


九つ 消される灯りなら




十に消しときゃ 幸せか


時雨ノ宮 蜉蝣丸
2014年09月28日(日) 22時43分53秒 公開
■この作品の著作権は時雨ノ宮 蜉蝣丸さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
十に=とうに(とっくに)と掛けました

《百日待っても来ぬ明日に
 祈るこの身は愚かなり》

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No.2  時雨ノ宮 蜉蝣丸  評価:0点  ■2014-09-30 07:57  ID:AS/AMwPy6d2
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ヤエ 様

コメントありがとうございます。
数え唄や童歌って、結構自虐的だったり残酷だったりしますし、
そういう感覚で言葉を置いていってみました。
気に入っていただけて嬉しいです。
No.1  ヤエ  評価:50点  ■2014-09-29 11:15  ID:BymBLCyvz/o
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こんにちは
自嘲気味なところが たまりません
掛けているのも分かりやすかったですし
その発想が好きです
ふと、呟きたくなりますね。
総レス数 2  合計 50

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