短歌「鮭の川」
北上は鮭が海終え帰る川
昇る片道産めど戻らず










菊池清美
2014年10月10日(金) 04時48分44秒 公開
■この作品の著作権は菊池清美さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
作者からのメッセージはありません。

この作品の感想をお寄せください。
No.6  菊池清美  評価:0点  ■2014-10-17 04:51  ID:te6yfYFg2XA
PASS 編集 削除
時雨野宮さんお早う御座います。

俳句も短歌もいま流行(?)の川柳も日本独自の定型詩です。
俳句は季語とか切れ字とかルールが多過ぎて大変です。

川柳に行きましたら何に着いて書いたか解らないといけないといわれました。
詩は窓口を広げ過ぎたんでしょうね、何を書くか迷ってしまう。

人はルールを煩いと思う、だけどルールが無いと無軌道で何処へ行くか自分にも判らない。
だから未知の短歌に来たんですよ。

仰る様に鮭の昇る川は沢山有るでしょう、でも北上川を書きたかったのです他の川は想像に過ぎないから。
鮭の遡上も産卵も映像の方が良く見えます、実際に見ると理屈抜きで感動します。
有難う御座いました。
No.5  時雨ノ宮 蜉蝣丸  評価:30点  ■2014-10-16 20:55  ID:nJykgayE7oc
PASS 編集 削除
こんばんは。

鮭が昇ってくるのが見えました。孵り、帰る時の流れが力強く美しい。
「北上は」は無くてもいいかと思います。モデルが北上川だというのは解説とかで十分かなって。鮭が帰ってくるのは北上だけじゃないですし、共感的なアレがでるかとも思いました。
種を繋ぐ、と他人行儀に傍観する人間は生命的に何か欠損してるんじゃないかと、こういうの見ると思うんです最近……。

俳句は好きですが短歌は苦手です。失礼なこと言ってたら申し訳ないです。
ありがとうございました。
No.4  菊池清美  評価:--点  ■2014-10-12 16:53  ID:/dxzQ0Wmf36
PASS 編集 削除
お試しさん有難う御座います。

短歌を始めて日が浅くて恥ずかしいですが日本の定型詩でしてリズムを重視してこの形に成ったようです。
三十一音で表現するから無駄を削ぐと言う厳しさが有りますが、其の緊張感が心地良いです。
読む人が落胆しない様に気を付けていますが、良い評価を有難う御座います。

PS:時間が少なくて失礼しました。
海からー海終えにしましたのは、生涯の場所である海から帰るのは海を捨てる事を意味します産んで絶えるのですから。
鮭の昇りはそのまま昇で疲れは感じません。
今回良かったとすれば殆んどまぐれと思います、今後も気を付けて書こうと思いました。
北上川の名誉の為に言いますがこの所雨続きで濁っておりますが普段は清流そのものです。

  
No.3  お試しさん  評価:50点  ■2014-10-12 07:27  ID:9h6qp5PumAE
PASS 編集 削除
短歌はよくわからないのですが、せん越ながら。
"海終え"ってところがいいですね。あとの"産み"とかけてるのでしょうか。
昇るって漢字は悩んだすえにこれにしたのでしょうか。
たしかにこの漢字が意外やしっくりきますね。漢字のもつ色合いのイメージとか含めて。注意深く読むとかなり工夫されていますね。
凝縮されたなかから濃密な摂理をかんじます。
とこで、なんどかお写真で拝見しましたが、北上川ってのは濁っているのですね。北方の川ですので、わたしはてっきり澄み切っているのかとばかりおもっていました。ここを遡上するわけですか、ふむふむ。
No.2  菊池清美  評価:--点  ■2014-10-10 10:07  ID:/dxzQ0Wmf36
PASS 編集 削除
ヤエさんお早う御座います。

鮭は産卵の為にだけ昇ってくるのです、最後の力で…
稚魚の記憶だけで生まれた川に帰って来る、思えば不思議な事です、憑かれた様に昇って来て、産卵を終えると絶えるそうです。
川岸を見るとしたら下りと昇りの二度限り、儚いですね。

だから応援する気持ちで、見守るのだと思います、有難う御座いました。
  
No.1  ヤエ  評価:50点  ■2014-10-10 09:20  ID:L6TukelU0BA
PASS 編集 削除
おはようございます。
産めど戻らず
少し哀愁を感じました。
思い巡らす風景を切り取る短歌、好きです。
私も北上に行ってみたいと思ってしまいますね。
総レス数 6  合計 130

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除