「影」
「影」

夕陽が 街並みを
橙色に 染めていく

僕の影は 今
ここにある

君の影は 今
どこにある

たぶん

僕と君の 影は
もう 交差することはない

僕は 君の事を
好きだとしても

君は 僕の事を
何とも 思ってやしない

君の影を
望んだとしても 探したとしても

出会うことは もうできない

僕の影が 
存在していれば

君の 透き通った声
撫でてくれた手

永遠に 思い出せるから

優しい記憶を

夕陽が 沈み
影が 無くなるように

消し去ることは
あえて 僕はしない

胸に 閉まって
歩いていく
ココアパウダー
2014年07月05日(土) 17時23分39秒 公開
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No.6  ココアパウダー  評価:--点  ■2014-07-09 17:54  ID:Lf8Xjdi/zBs
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游月さん ご助言ありがとうございます。私はまだ23歳という未熟ものなので、自分のスタイルを構築しています。私は理屈よりも素直に書くことに重点を置いています。読者も私のありのままを求めています。再来年ぐらいにそんな詩を書きたいです。
No.5  ココアパウダー  評価:--点  ■2014-07-09 17:35  ID:Lf8Xjdi/zBs
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ヤマさん コメントありがとうございます。
偽ることなく、素直に書くと自分らしい詩になります。
これからも、読んで下さい。
No.4  ココアパウダー  評価:--点  ■2014-07-09 17:29  ID:Lf8Xjdi/zBs
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菊池さん ありがとうございます。
私の素直な詩を理解して下さり、ありがとうございます。
自分のスタイルを忘れずに書き続けます。
No.3  游月 昭  評価:10点  ■2014-07-08 11:46  ID:FBi49ZD.T0o
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こんにちは。

>影は
>もう 交差することはない
(でも)
>胸に
>夕陽が 沈み
>影が 無くなる

と並べかえてみると、詩として光を放ちかけていて、
「惜しい!」と思いました。

そこで、実は
影が無くなる、のではなく、
「(記憶の)全てが影にとける」
みたいにすると、

胸の中で、「君」と「僕」の影が全ての思い出と共に交わり続ける、となって、実際、影がなくなるわけではなく、輪郭が無くなるだけでもありますし。

「影」というのは、いろんな意味で使われて、興味深いピースですよね。

姿

悲しみ
憂鬱
秘密
など。
影を操れると詩が広がりますね。
No.2  ヤエ  評価:50点  ■2014-07-07 00:24  ID:L6TukelU0BA
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凄く素敵ですね。
技術面とかはよくわからないので何も言えませんが、好きです。
静けさの奥底にある燃えるような愛情を感じました!
No.1  菊池清美  評価:50点  ■2014-07-05 17:55  ID:/dxzQ0Wmf36
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ココアパウダーさん始めまして。

思慕の想いを影に込めて膨らませる、思いを込めた詩が矢張り心を打ちますね。
一行の言葉を書いたら一度黙読する事をお奨めします、私も可笑しくないか気を付けています。

詩らしい詩を有難う御座いました。
  
総レス数 6  合計 110

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