小さい頃から「言葉」は 森のように しげしげとひろがっていた 一片の言葉は赤い実のように光って 遠かったり 近かったりしたので 僕らは時々背伸びした けれども 柘榴のような その実は氷山の一角でしかなかったので 次々と集める必要があった 籠の中は 新鮮だったり 死んだりしていた 魚のような丸い目をして だから 詩人は探した 探し続けた 迷いながら・・・
中村優太
2012年07月23日(月) 20時07分55秒 公開
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No.1  うんた  評価:30点  ■2012-07-24 08:22  ID:Uc5ochexNy2
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分かる気がします。言葉は背が高くて、今でもとれずじまい…
果実のような例えがよかったです!
総レス数 1  合計 30

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