| 知恵の輪の想い |
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思いのすべてを打ち上げて 青空を破壊した ちらばった粉塵は 星空みたいにきらめいた ばかやろうと言った数 僕は君を好きになって 愛してると言った数 僕は君を嫌いになった せめて 最後だけ 粉飾のない言葉を 愛してなんかなかったわ 恋してなんてなかったわ 全部ウソ、でもそれがやさしさだった 誰にも意味が分からない言葉を きっと君が聞いてくれたら そこに新しい意味ができるよ 日本語を超えた意味 バカと言われた数だけ 僕は君を愛してる 好きと言われた数だけ 僕は君を嫌悪する 僕らの愛はどこ行った 誰も知らない行く先も 混乱続ける脳みその 最後の指令 そう、なみだ 乗せて流れ出ていくの 君への思いすべて 最新型の洗濯機 その最強の脱水力 もう一粒も残らずに 排水溝に流れていくわ かわいたＴシャツは 新品みたいにピカピカで しわ一つない 最後だけ 粉飾のない言葉 愛してなんてなかったわ 恋してなんてなかったわ 『ただあなたを好きだった』 言った瞬間過去になったわ |
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史裕
2011年12月30日(金) 00時26分05秒 公開 ■この作品の著作権は史裕さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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