親友

そう わかってるかな
僕が 君のこと 何とも思ってないって

でも 君は僕のこと
かなりお気に入りなんだ

うん だからよくきいて
僕が 君のこと 何とか思っているって

ああ 君は僕のこと
いつも慕ってくれるんだ

ここだけの話 親友さ

一度開かれた心は二度と閉じない
その逆もあるけど考えないことだ

だけど君は僕に忍び寄る
真っ直ぐに向かって来る

だから僕は君をうっちゃる
曲がり角で待ち伏せる

あるもので足ることを知る
ないものねだりは忘れよう

たとえひとりでいる時も
まるでふたりでいる気分

どうしようもなく 繋がっている

ほんとうの話 親友さ




MOON
2011年11月06日(日) 21時57分37秒 公開
■この作品の著作権はMOONさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
仲の良い友達に捧げる詩です
たとえ仲が悪くなっても
友達に変わりはありません

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No.4  MOON  評価:0点  ■2011-11-15 09:41  ID:TACENj2TE4Q
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>水樹さん
読んでくださって
ありがとうございます
ご感想のご指摘どおり
モデルになった友達に対する
やや複雑な心境が詩のほぼ全般を
占めていますが最後はこれも縁だと
受け入れる姿勢を示したかったのです
ちなみに初稿のタイトルは
「ベストなフレンド」でした
内容も真逆なものでした(笑)
ご感想重ねてありがとうございました
No.3  水樹  評価:40点  ■2011-11-15 00:56  ID:r/5q0G/D.uk
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MOON様、読ませていただきました。
題に反して、不安定ですね。最初の二行が強烈でした。
サラリと読める中、脆くて壊れやすく、今にも崩れそうな親友だなと。
それでいて、確かな言葉、「どうしようもなく 繋がっている」
に救われた感じがします。
No.2  MOON  評価:0点  ■2011-11-07 07:52  ID:2Zft1OACQ2s
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>謝染はかなしさん
ご感想ありがとうございます
非常に味があると評していただいて
とてもうれしいです
重ねてありがとうございました
No.1  謝染はかなし  評価:30点  ■2011-11-07 02:57  ID:wQBlvIhVITY
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いい。

表現や言葉の回し方もベタッとしてなくて、非常に味がある。

「親友さ」の一行が鮮烈に輝いている。存在感がある。文章の中で埋もれていないのがいい、と思いました。
総レス数 4  合計 70

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