孤独他

【孤独】

 泡沫うたかたが消え行く月夜 チェリストが紡ぐセピア色の孤独

【嘘吐き】

 綺麗事ばかりの世界の中心で 「嘘吐き」 と叫ぶ日曜日

【夢への旅立ち】

 あめ色の雨が降る中傘を差し私は一人夢へ旅立つ

【終着駅】

 春迫る風に吹かれて揺れる連翹れんぎょうの花咲く終着駅
紅月 セイル
http://hosibosinohazama.blog55.fc2.com/
2011年06月04日(土) 14時01分20秒 公開
■この作品の著作権は紅月 セイルさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
それぞれ、「泡沫」、「綺麗事」、「あめ色」、「終着駅」を使いたくて作った作品です。
もっと良い使い方がきっとあるだろうけど……。

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No.2  紅月 セイル  評価:0点  ■2011-06-20 23:06  ID:jjnz3b9scCQ
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>元闇の吟遊詩人様

感想ありがとうございます。

確かに朗読しにくいものばかりです。
これは以前まで書いていたものがただ朗読しやすいだけのものだったから、という理由があります。
まだまだリズムと内容が両立したものが出来ないのでやっぱりどちらかおろそかになってしまいます。

詩に出来れば確かにいいかもしれません。
ただやっぱりどこか足りないものがあるのが現状です。
むしろ詩になりそこなった断片を集めて短歌にしているかもしれません……。
No.1  元闇の吟遊詩人  評価:20点  ■2011-06-20 21:05  ID:/OPFohzmWlY
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「詩人・歌人」ではないのですが、セイルさんに感想が無いのを寂しく思い、書きます。「泡沫」、「綺麗事」、「あめ色」、「終着駅」に関してはいい味出していると思います。ただ、「短歌」として見た場合、「字余りが多くてリズムが悪い」ような感じがしました。「朗読しにくい」と言ったら、わかってもらえるでしょうか。「字余り」の存在に問題はありませんが「リズムがあったらなぁ」というのが私の個人的感想です。「短歌」が「五 七 五 七 七」にこだわるのは「自然にリズムが出る」からです。特に「五 七 五」は「短歌」に限らず、「俳句」や「定型詩」など、いろいろな形式の詩で使用されています。

 ……ですが、これを「短歌」ではなく「詩」とするなら私の「点数(と言うより評価)」はもっと高いです。本当は「点数」なんてつけたくないんですが。
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