冬唄
夕暮れ時に

雪が降る

真赤に染まった

雪が降る

白く染まった

私の世界

すこしはしゃいで

家路を急ぐ


ふわりとのぼる

白い息

寒さを堪え

ベランダへ

キラキラ光る

お星様

ユキダルマと

並んで仰ぐ


真白の世界

見つめて眠る

明日もきっと

いい日になると

笑いながら

夢へ旅立つ



紅月 セイル
http://hosibosinohazama.blog55.fc2.com/
2011年03月03日(木) 18時55分25秒 公開
■この作品の著作権は紅月 セイルさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
私は四季の中では冬が一番好きでこの時期は冬をテーマにした詩をよく書きます。
今回はタイトル通りに唄っぽくを目指しましたが不完全燃焼気味でしょうか……?

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No.1  ザイチ  評価:0点  ■2011-03-17 01:43  ID:2EbdM0k4XrU
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(評価をつけるのが苦手なので、感想だけ書かせてください)


とぎれとぎれの、呟くたびに白く浮かぶ息が
空気感まで伝わってきて、リアルだなぁと思いました。
幸か不幸か雪がほとんど降らない場所に住んでいるので、こういう光景は憧れでなりません。
最後の6行の締め方がとても好みでした。
「夢へ旅立つ」って、とても素敵な表現ですね。
総レス数 1  合計 0点

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