猫が笑う


近所の猫が僕を見て笑っている

不気味な笑顔だ にゃあにゃあと

携帯用のサヴァ缶を開けてみる

猫がさらに笑う みゃあみゃあと

あげるふりして僕が全部たべる

猫が騒ぎ立てる ぎゃあぎゃあと

僕はおもむろに包丁を取り出し

業務用のマグロで解体ショーをやる

猫が唸り出した うにゃうにゃと

僕は猫にマグロを全部与えたあと

立川方面へと歩き出した

猫が踊り出して 僕の道先を案内する

MOON
2024年01月31日(水) 01時26分04秒 公開
■この作品の著作権はMOONさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
猫シリーズの第一弾です
細工は流々仕上げを御覧じろ

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No.2  MOON  評価:--点  ■2024-03-11 01:09  ID:efM7hwpzE6o
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んーユニークでおもしろいカウンター詩ですね…!
アンサーソングでもあるのかな?とも思いました
ふぬーんさん 作品を取り上げてくれてありがとうさまです
No.1  ふぬーん  評価:30点  ■2024-03-10 16:18  ID:ASIrFCwxb3Y
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猫の尻尾を頼りにして
猫の尻尾通りの道を歩く
俺は魚屋 客も待っている

となりのトトロの森へは
いくつになっても
興味が湧くものだ
不思議な世界
トンネルをくぐると
屋台に座って
巨大な豚 牛
その他が
肉を食らっている瞬間
出会いたいものだ
〈まあそれは違う作品なのだが〉

とりあえず俺は魚屋で
魚をさばいて
少し餌をやっている最中だ
総レス数 2  合計 30

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