アイスカフェラテ

暑苦しい不機嫌を振り撒いて
手で扇ぐ風は生温い
目の奥が涼しげに見えるのは
僕にしか分からない

顔も見たくないと捨て台詞
ああいつものパターン僕のターン
我が儘されるがままいられるわけない
じゃあサヨナラって また明日はない

コーヒーが今の気分なら
素直に受け入れられない
アイスカフェラテくらい曖昧に
かき混ぜてはみたけれど
底に溜まったガムシロのみ干して
幸せなんて思ってた
今から追いかけようなんて
少しも思わない


飲み干したグラスなぞって
退屈を表した
それでも意外と会いたくない
その程度だったか

ありとあらゆる消せるもの全て
1から10まで黒から白へ
記憶まで操れる能力者を
ネットに探しに行く
ああ何にも もう何にも
無くたって生きて行ける
幸せは幾つもそこらじゅう
転がっていたんだ 傷んだ


コーヒーが今の気分なら
素直に受け入れられない
アイスカフェラテくらい曖昧に
かき混ぜてはみたけれど
底に溜まったガムシロのみ干して
幸せなんて思ってた
これも正解のひとつなんだって
あれも正解だったかって?
分かっていたんだ 言うんだ
久藤 nobu
2020年07月19日(日) 02時55分52秒 公開
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