儀式
満ち潮の夜に、
星が雲の向こう側で、輪を描きながら踊っていた。
その陽気な足取りや、不幸を歌い上げる幼い声が、
呪いのようで、何処か儀式めいていた。
星の光は雲間から黒い海に落ちて、
ミラーボールみたいにぐるぐると、白々しく回る。
さようならの歌だった。
私の葬式は、多分こんな感じだった気がする。
ナカトノ マイ
2020年03月25日(水) 21時23分43秒 公開
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■作者からのメッセージ
とある映画を観て気分が暗くなったので、詩も暗めです。

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