人生の意味とか、

欄干に脚をぶら下げて、物見遊山で遥か下、この高層ビルから地上を見る
風は皮膚を少しつねるように通り過ぎていった
少し歳のいった青春ごっこはまだ続きそうで、少しうんざりした

一昔前に正論が流行った。
何人の予断も許さない相対さはそれはそれで意味があったが、それはそれだ。

人生を論じるのに古代の中国から西洋の近代まで一線を引かなくてもいいんだよって

野暮ったく言えばサンクチュアリのことを話すのに私的言語が存在しないが偏見がある
僕の朗読がジブリの想像力から解放されたのはついこないだの話だし、誰も責めない
この詩は前置きで終わる。
僕らの人生が結論の保留の連続であるのと似ているだろうか

今もう一度正直になろうと思う。
僕は猫がそんなに好きじゃない。ただし、詩の題材としては好きだ

昔は知らない街の風景に憧憬を抱いていた。
知性あるものに憧れいた。
綺麗な街に住み移るのだと思っていた。

知り得る物は全て知りえると思っていた

年齢は春を過ぎた。暑い夏がやってくる。
それはとても土の匂いがするものだと思う
知っていた幸福とは違う幸福の形。
痛みが過ぎ去った季節のこと。

意味が必要だった春。
意味が喪失した夏。
けれど!
意味を狭い視野で作ってしまっても良いのだと気付いた季節。
鳥は空を飛び、ライオンは君臨し、人は皆賢いフリをする。
青靴派の人たちの話は僕には難しかった
、意味がそれならそれでいい。

僕の意味は、
心を繋ぐ友人を作ること

長い長い言い訳の鎧を解いた瞬間のことだったと思う。
詩歌敗北者
2019年11月03日(日) 21時25分04秒 公開
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