いっぱいいっぱい
頭の中の曇りを晴らしたい。
そうすれば、枝の間から笑う星たちが、微かに咲き始めるんだ。

ぽつ
ぽつ ぽつ
ぽつ
ぽつ ぽつ

雨が空の汚れを洗い流してくれるから、
静寂がまた秘密を囁いている。

チラ チラ チラ チラ チラ

残った雫は街明かりに触れて、点々と光っていた。

ぽろ
ぽろ
ぽろ
ぽろり

落ちてしまいそうな光は、私ではきっと受け止めきれないから、
君に一瞬でも、気づいてほしいんだ。
瞬いた水面に、私は不安がって耐えることができないから、
君に私の目を覆ってほしいんだ。
私の情けない手や指の隙間から、
どれだけでも溢れ落ちてしまうなんて事ない昔話を、
君に少しだけ、掬ってほしいんだ。
ナカトノ マイ
2018年03月20日(火) 20時55分43秒 公開
■この作品の著作権はナカトノ マイさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
夜は長くて、悶々としてしまいます。
しかし雨上がりの晩は星がとても綺麗で、憂鬱な気持ちが慰められるような気持ちになります。
私は、そんな夜が大好きです。

この作品の感想をお寄せください。
No.6  ナカトノ マイ  評価:--点  ■2018-03-29 09:02  ID:UjNvKT0cD2E
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野良人さん、こんにちは。
私には抽象的な表現が合っていると思っていましたが、
言葉を飾るばかりでなく、ストレートな表現も大切ですね。
軸はぶれないように、しかし自分の表現の幅も広げられるように、
努めたいと思います。
作品を読んでいただきありがとうございました。
No.5  野良人  評価:50点  ■2018-03-28 12:04  ID:te6yfYFg2XA
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ナカトノマイさんお早うございます

 作詩の切っ掛けがメッセージから分かります
 作り過ぎない方が私は好きです、好みの事ですが

 有難う御座いました。
No.4  ナカトノ マイ  評価:0点  ■2018-03-26 11:26  ID:lMn4K5YDviU
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春さんさん、こんにちは。
(少し不思議ではありますが、呼び捨はしかねるためこのようにお名前をお呼びします。)
たった1つの単語でも、それが文章の命になりますね。
一語一語の選択をより大切にしたいと思います。
的確なコメントをありがとうございました。
No.3  春さん  評価:50点  ■2018-03-25 21:06  ID:IaJIiwK2bLw
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「昔話を」この言葉がこの詩を平凡にしないとても輝いたチョイスだと感じました。
No.2  ナカトノ マイ  評価:0点  ■2018-03-25 18:16  ID:lMn4K5YDviU
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北乃うさぎさん、こんにちは。
私は『銀河鉄道の夜』がとても好きです。
ですから、北乃さんのメッセージを見て、
宮沢賢治の名が書かれていることにとても驚きました。
北乃さんが私の詩に童心を感じ取ったことも、
私がまだ成熟した大人でないことが影響しているのかもしれません。
良くも悪くも自分という人間が反映する、
それが作品というものであると、改めて気づかされました。
少しでも自分の詩が癒しになったのならば幸いです。
素敵なメッセージをありがとうございました。
No.1  北乃うさぎ  評価:50点  ■2018-03-24 18:00  ID:BymBLCyvz/o
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ナカトノ マイさん
こんにちは。

オノマトペが豊富で、
詩の雰囲気もどこか宮沢賢治
の童話に似ていますね。

詩に触れたときに、童心に帰れました。
そして、やさしさの泉が左胸から
湧出しました。

ステキな癒しの詩をありがとう!
総レス数 6  合計 150

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