芦田愛菜は間違ってはいなかった

好きなもののことをかんがえるの
きらいなもののことをかんがえちゃだめなの


Motherってドラマで芦田愛菜が云ってたの思い出したから
あたしもまねっこして 好きなもののはなしをするね




中島みゆきが好き
エレファントカシマシが好き
amazarashiが好き


中原淳一の描く絵が好き
高畠華宵の描く絵も好き
亜土ちゃん大好き ムーミン大好き
あたしの中でベルばらとあしたのジョーは
永久不滅のアニメ


太宰が好きだし 安吾が好きだし
寺山が好きだ
いつか青森にも行ってみたいと思っている
その時は太宰の津軽を片手に
聖地行脚というのもいいかもしれない なんちゃってね


不二家のネクターピーチ
製氷機で凍らせて 炭酸水で割って飲むの
原液カルピスで作った ちょっと濃い目のカルピス
ポンジュース ウェルチのグレープジュース
カゴメの野菜ジュース
ジャワティ ジャスミンティ 抹茶入り緑茶 ほうじ茶
フレーバーティ レモンティ ミルクティ
喫茶店のクリームソーダとナポリタン
メルティキス クランキーチョコ ルマンド
チョコパイ カプリコ ヨーグレット
のりしお ピザポテト おさつスナック


夏の暑いときに食べるかき氷
でも真冬に暖房ガンガンにして食べるかき氷も良き
氷を浮かべた水にそうめんにはピンクと緑の麺
冷え冷えに冷やしたスイカ
冷やした桃 うまく皮がむけるとうれしい
茹でたてのとうもろこし
梅とオクラと鰹節をたたいたのを
熱々のごはんにのっけて食べる
すりおろした山芋
刻んだのも好き
納豆のビニールがうまくはがせたとき
豆腐のふた開けたとき 中の水が飛び散ってこないとき


YouTubeの猫動画・れもんちゃんねる
レモンさんとポテチかわいすぎ
あたしンち観てほんわかするとき
観たいと思ってた昔のドラマを
偶然見つけたとき
内さま観てるとき
爆笑問題の漫才
東京03 バカリズム マツモトクラブ
さまぁ〜ず
お笑いってホントに素敵だなと思う
彼らに何度も何度も笑わせてもらっては
そのたび ちょっと心を軽くしてもらった


病院で採血のとき 一発で血管見つけてくれたとき
待ち時間がいつもより短かったとき
前回より数値がよくなってたとき
会計がスムーズにいったとき
薬局での待ち時間が短かったとき


あまり待たずに電車やバスが来たとき
運よく座れたとき
ちょっと具合悪いなってときに
親切な方に席を譲ってもらえたとき
お年寄りに席を譲ったら
ありがとねって云ってもらえたとき


寒いとき 息をはぁ〜ってやって白いのを確認するとき
雨が降った日 窓を伝うしずくをみているとき
傘にあたる雨の音
長靴履いて水たまり歩くこと
ひととすれ違うとき ちょっと傘を傾け合うこと


月一で行くスーパーの 無料で飲めるお茶
コロッケパンとソーセージドッグ
水とか重いものは即日配達してくれること


ファミレスのドリンクバー
色々混ぜ合わせて オリジナル作ったりしちゃう


待ち合わせの15分前には到着してる
向かってくるであろう友達を探すのが好き
気負わず付き合ってくれる友達
だからあたしも気負わないでいられる
一緒にいるだけで楽しい
彼女がいてくれてホントによかった


音楽聴いてるとき
ときに歌詞にグッサリやられるのがたまらない


本屋さんで本のタイトル眺めてるのが好き
タイトル買いや表紙買いもよくやる


さっきの月一で行くスーパーへ行く途中
3軒同じようなアパートが建っていて
その外壁の色が 赤・茶・緑とかなり攻めた色合いをしていて
住んでる人はどう感じてるのかな? なんて思ったりしちゃう




自分でいうのもなんだけど
両親が別れてから一度たりとも
愚痴や文句を母親に話したことはない
多分母親はそのことさえも
気づいてやしないだろうけど



描くということに出会えたこと
詩という表現方法があることを知れたこと
パソコンやスマホといった文明の利器
投稿サイト
素晴らしい詩人たち
あたしの詩を否定しなかった人たち
あたたかく迎えてくれた人たち
あたしの詩に まったく無関心だった人たち
眉をひそめて嫌悪していた人たち
詩の描き方をうっかり忘れかけていたのに
あたしに詩を描かせてくれた出来事


懐かしい人にまた会えたこと
noteを始めたこと


夕焼け空が 泣きたくなるくらいキレイなこと
部屋の窓から見上げると 静かに青く照らす月明かり
クスリは忘れず 同じ時間にちゃんと飲んで
今日も同じ時間に眠くなること
同じ時間に目が覚めること


エレカシのライブ行きたいなあ
みゆきのライブ行きたいなあ
ムーミンバレーパークにも行ってみたいし
岩盤浴にも行ってみたい
整理収納アドバイザーの勉強もしたい


また冬の海見に行きたいなあ
もう3月になっちゃったから来年かな
桜が咲いたら 友達とお花見しよう


誰の心にも響きもしない詩を描くくらいなら
一生とまではいかなくても
誰かの人生が揺らいでしまうくらいの
そんな詩が描きたいものだ




好きなもののことをかんがえるの
きらいなもののことをかんがえちゃだめなの


愛菜ちゃん どうだったかな
ちゃんと好きなもののこと
かんがえられていただろか
でなきゃ あの頃まだ5歳だった愛菜ちゃんに
思いっきり叱られちゃうかも


47歳独女にはきらいなことが多すぎて
絞り出すのが大変だろうと思っていたけど
案外多いじゃん


これらに支えられて
きっとあたしは
生きている
生きていけるはず




だいじだいじ






陽炎
2024年03月02日(土) 18時32分46秒 公開
■この作品の著作権は陽炎さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
最後までお読みいただき
ありがとうございます

正確には坂元裕二脚本に間違いはなかった
なのですが( ̄▽ ̄;)

ドラマ内で幼い愛菜ちゃんが
母親とその連れ合いにひどい目に遭いながら
好きなもののことを考えることで
必死に心が壊れないようにしていたのが
やけに印象に残っていたので
まねっこしちゃいました(#^.^#)

この作品の感想をお寄せください。
No.4  陽炎  評価:0点  ■2024-03-10 11:33  ID:9pxemaegKFc
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☆ふぬーんさんへ

全然OKですよ(^o^)
むしろ、この詩から描きたいと思ってもらえて嬉しいです
No.3  ふぬーん  評価:0点  ■2024-03-10 10:19  ID:ASIrFCwxb3Y
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これモチーフは陽炎さんで、この詩を改変してみても良いですか?陽炎さんの好きなものものの好きな瞬間を一部を引用してみたりして、想像膨らまして書きたいです。もちろんしんどい部分も含めて、ですが。。
No.2  陽炎  評価:50点  ■2024-03-10 06:39  ID:9pxemaegKFc
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☆ふぬーんさんへ

お読みいただき、ありがとうございます
感想いただけると思ってなかったんで
とても嬉しいです

ちょっとハードな日々が続きまして
心身ともに疲弊しちゃって(^_^;)
好きなもののことでも考えてなきゃ
やってられねーぜってことで
こんな詩が出来上がりました

ちなみに想像は入ってません
すべて私の好きを列挙してます

なんだか、もったいないようなお言葉をいただけて恐縮です
これからも頑張ります
ありがとうございました
心より感謝
No.1  ふぬーん  評価:40点  ■2024-03-08 22:29  ID:URA.SyXRxB6
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好きなものを考えながら生きていけるなんて、自分をいい聞かす。結構私には、逆に辛いやり過ごし方に思えました笑
悩む何事も持ってない証拠なんですかねえ。。。

さて、作品に関しての感想なんですが、
少し想像も入っているのかもしれないけれども、好きなものを列挙する上で、その一つ一つを詳しく散文的に表現し、尚且つ、自分の言葉のリズムも崩さないで詩に描く、と言うことが出来るのは、この詩板の中で陽炎さんだけなのかなあと思いました。
総レス数 4  合計 90

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