聖なる弓を射よ
思い出に邪悪なつるぎを突き立て
怨嗟えんさの墓標を作り上げた
優しさは棺で眠る
幸せも一緒に葬られ
レクイエムは鳴り止まない

悲しみが絶えないならば
彼方へ飛ばしてあげよう
狙いを定めて聖なる弓を射よ
君のそばで祈りの矢が突き刺さる

邪悪なつるぎは聖剣へと変化を遂げ
怨嗟えんさの墓標は
慈しみのいしぶみに生まれ変わる
棺から優しさが飛び出す

君にも鳴り響くよ
幸せの鐘の

風磨
http://id43.fm-p.jp/682/Fuma00/
2023年02月20日(月) 11時57分47秒 公開
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No.2  風磨  評価:--点  ■2023-02-22 11:20  ID:4T/L50pAufs
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>アラキさん
前回のコメントで、お名前間違ってしまってましたね。すみません。
素敵な回答をありがとうございます!
許せない事は誰にだってあると思いますが、憎しみを向けばかりがと幸せもいつまでたっても訪れないように思いました。
それはとても悲しい事ですね。
僕がこのような詩を描くのは、自分も忘れないようにするためです。
コメント、ありがとうございました!

No.1  アラキ  評価:40点  ■2023-02-21 20:14  ID:pu1HY/1I14U
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拝読しました。
加害者を憎むのか、被害者を思いやるのか。
意識の向け方ひとつで心持も振る舞いも変わってくるのでしょう。
許し難い事というのは多少なりともあるものですが、憎しみを連鎖させることなく、傷ついた人に寄り添える人物でありたいと改めて思いました。
総レス数 2  合計 40

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