虹の麓で、ごきげんよう |
こんばんは、君が逝ってから幾ばくかの月日が流れました。 今日は君が最後に口にした「東京シュークリーム」を探してみましたが もうどこにも販売してませんでした。 早いものですね。心はこんなに君にあるのに。 新しいものが色々な形を携え日々やってきます。 それでいいのでしょうね。 そして私は忘れっぽく、それでいて忘れるのがとても下手 もう幾ばくかの月日が流れた時に、私は君に会いにゆきます。 どうかそれまでは、 虹の麓で、ごきげんよう。 (※虹の橋というものがありペットが亡くなるとその虹の橋の麓でペット達はやがて訪れ来る「待人」と、その虹の橋をともに渡る為に麓で待ち続けるとの作者不明の詩文があります。) |
白羽
2022年11月21日(月) 20時32分12秒 公開 ■この作品の著作権は白羽さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.2 風磨 評価:50点 ■2023-02-28 17:17 ID:4T/L50pAufs | |||||
本当に素敵なイラストですね。 白い線が魂の昇華に見えて、徐々に徐々に成仏していているようにも感じ取れました。 ラストのフレーズがまたいいですね。 「虹の麓で、ごきけんよう。」魂達を優しく見送るお言葉で、生者と死者の想いが交わり一つとなる。 そんな素敵な作品です。 |
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No.1 sooomen 評価:50点 ■2023-02-07 22:57 ID:pumhEi6n0HM | |||||
このイラストの配色が素敵です。 エモいですね。 命あるものが天に近づくにつれて色味を失っていく様が表現出来ているように思えます。 詩の題材に最適な作品だと思いました。 |
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総レス数 2 合計 100点 |
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