冬の散歩道 |
糸くずのようなものが ゆっくりと流れていった それは地崩れにより 露わになった断層の如く ある日突然視界のなかに現われ へばりついたまま 消えることはないようだった 頬なぶる氷の風に 真冬のマチエールを感じながら 小径を歩く ともに歩む人はいない 冬の散歩 でも心は愛に 満たされている |
青山カオル
2021年11月06日(土) 22時05分49秒 公開 ■この作品の著作権は青山カオルさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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