学校連句
亀鳴くや師との談笑思い出す
 休み時間は逢引のごと
赤点の指名におののく徹夜組
 辞書を片手に唸る夕暮れ
月影に異国の文字が踊りをり
はしずめまい
2020年04月27日(月) 13時57分17秒 公開
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■作者からのメッセージ
自分ひとりでは、せいぜい四句ほどを作るので手いっぱいでしたが、連句を意識して五七五と七七を交互に詠みました。

学校にまつわる物を詠み込んだ【学校連句】としてとらえて頂ければと思います。私の連想が、どうか突飛なものではありませんように……^^;

こんなご時世ですから、家籠りしながらでも楽しめることを探しております。オンラインで集まって、五人くらいで連句をやったらきっと楽しいと思います。

この作品の感想をお寄せください。
No.4  はしずめまい  評価:--点  ■2020-05-05 17:22  ID:fsQSK3kVDZw
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ナカトノマイさん、詩歌敗北者さん。お二人とも、感想をありがとうございます。
No.3  詩歌敗北者  評価:50点  ■2020-05-01 09:05  ID:gBjhm/nSDJ.
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とてもよく可愛らしいと思います。機会があれば、続いて連句を作りたいです
No.2  ナカトノ マイ  評価:50点  ■2020-04-30 11:10  ID:FLHCVOVt6M.
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連句のリズムによって、学校生活の何気ないワンシーンがさらに楽しく感じられますね。とてもほっこりしました。連句いいですね。
No.1  はしずめまい  評価:--点  ■2020-04-27 17:34  ID:fsQSK3kVDZw
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連句は今でいう連想ゲームのようなものです。載せるか迷いましたが、何をどう連想して続いていくのか分からなければ繋がりも分からないと思いましたので、一応置いておきます。差し障りがあるようでしたら、削除致します。

・発句(第一句)
「亀鳴く」で春。実際には亀は鳴きませんが、師と談笑したやさしく穏やかな時のような声で鳴くのでしょうか。

・脇句(第二句)
「談笑」から「休み時間」を連想しました。初め、たくさんの声が飛び交う賑やかな休み時間を連想しましたが、しんと静まり返ったときもあったのを思い出し、付句しました。

・第三
静まり返った休み時間から、試験が終わって友人と小声で答え合わせするさまを想起しました。

・四句め
「徹夜」から、宿題を想起

・五句め
「辞書」から古典もしくは英語を想起。五音のワード「横文字」でしばらく練ってみましたがうまく付かなかったので、七音のワード「異国の文字」で。三十六の句を読む連句では、五句目に月の句を詠むのが通例のようなのでそれに倣いました。
総レス数 4  合計 100

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