その悲しみに… |
人がさ 面倒臭くなって 約束を破って退廃的に賭博して 大々的に敗退してきて 下らない結果と過ぎ去った時間に 痰を吐きかけて 意外にも後ろを振り向いて また来ますと心で呟く 帰り道に松任谷由実を口ずさみながら 売れた曲に共通する哀愁を思えば 意外にも科学的で その黄金率を求めてまた即興で歌を歌う 気になるのはお金ばかり 気にするのは人目ばかり 半端に田舎の道は 車から皆こっちをじろじろ見ていく 歩いて通りすがるときは下を向くくせに 嫌気のさす西日のさすハイビスカス 真っ赤な深紅は今年やたらと長く保つ 冬なのに暖かいね 当たっても外れても天気予報を疑えない 暖冬はときどき大雪を降らす 滅多に起きないことだから ここではプレゼントに近い 心の奥底にしまわれた大切な記憶 さて本題に入ろうか 死にたいくらいに悲しいのです ほんと今すぐ死にたいくらいに 太陽が一番遠退く底冷えの原因は 星の重力のせいだとうそぶいて 最近評価の高い人周りの散歩道 勘違い人生観ガチガチ価値観ガチンコ欠陥 だらけだらけだらけだらけ 憎しみも怒りも ほどなく悲しみに変わり I can't get no satisfaction. ねぇ この詩書いてる時点で まだ投稿ボタンを押すかは決めてないんだ 消したらそれっきり二度と書けない なのに希少価値なんて上の空だね この悲しみに落とし込んだ本人のことを 書くことができないのは 優しさと呼ばれる都合のいい回り道に 踏み外した足跡がたくさん残ってるから 許しすぎて本気を忘れた男性器が 使い物にならなくなっていくのは 道理だね まだ続けるよ 飽きた人はスキップして 最後に行っていいよ 大まかに短くまとめて 書いておくからさ 自分の感情に具体的にアプローチしたいがため 言葉を連ねだしたら終わりなくカラマレンコフ 余計に曖昧になっていく心根の綱渡り それでも それでも こんな風に言葉にしようと向き合い続けて その自己満足にあぐらかいて 足がしびれた頃に急に立ち上がって その人に言われたのさ 「言葉にコーティングしないで 本当の自分をさらけ出してみては?」 もう…言葉がないよ… さらけ出したくて言葉を連ねたのに まるで 今まで自分が吐き出した全ての言葉が 何にも触れずに空に消えていくような 虚無感 だからこんな風にダラダラ言葉が纏まらず 迷って惑ってただ長くなって もたれ掛かること徒然なるままに 日暮スマホに向かいて………。 あぁエビ食いてぇ 悲しみはね 闘争心を維持できない自分の心の 唯一の解決手段なの 憎しみや怒りを悲しみに置き換えることで 相手の問題ではなく自分の問題にできるの そうしないと安心できない 都合悪くなると自分の中に逃げ込む オナニー野郎さ でもそうやって自分を置かずに人を見る力は育った 不思議なことだけど今そうやって生きてる そう資本主義社会における闘争心の欠如は 致命的な欠陥と言わざるを得ない 今のボクの状況はまさに それが原因となっている だけど そのお陰で皆から優しいと言われる 不本意なんだけど頼りにされる その関係のなかで飯にありつける これがボクの力 そう思ってはいけないだろうか? これが本当のボク 自分で描いたりしない 今が一番自分らしく そしてそれは変わり続ける 都合よく自分の価値観に引きずり込むような アドバイス、本当にありがとうございました。 ボクもあなたのように自分の価値観に 凝り固まって行こうと思います。 だから言わせてもらいます 「死ね。クソジジイ」。 少しスッキリしました これは詩ではありません 誰かの目に見える形に想いを変換することで 自信を取り戻したかっただけ あれ? 普段の作品も大差ないか(笑) 最後に短く纏めて終わろうと思います その悲しみに 形を与えてください その悲しみに 触れさせてください 曖昧な悲しみは 永遠の牢獄 せめてあなたの手で 輪郭を与えてください この気持ちが私のものであると そして誰かと共有できる形あるものだと あなたに言ってほしい ただそれだけなのです |
虎竜
2019年12月18日(水) 00時34分01秒 公開 ■この作品の著作権は虎竜さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.2 虎竜 評価:--点 ■2019-12-23 01:13 ID:te6yfYFg2XA | |||||
よかった。共有できたのかもしれない(笑) 悲しみに救われるときがあります。 でも一人で抱えられる感情ではない。 そういうときだけは素直に「人」を求められる。 もたれ掛かる理由をいつも探しているのかもしれません。 |
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No.1 陽炎 評価:50点 ■2019-12-20 15:02 ID:uVD8.FKNQlU | |||||
なんだか最後の一節がグッと来ました 自分に云われているかのような錯覚がありました |
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総レス数 2 合計 50点 |
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