淵辺

 空っぽ

       の


   窓 硝子

         に

   滲む



 夜   の


       淵

         が


  いや
     に


       鮮明


     で


  うるさ

      く
        て

  眠

        れ

     な

       い

         の



   もう

       すこし

    だけ



     もう


  ほ
     ん


        の

  すこ

     し


        だけ



   で


     いい


  から






      あの


   残酷


       な




    朝
        陽



   を



     遠




    ざ
       け



           て


時雨ノ宮 蜉蝣丸
2018年12月12日(水) 02時11分21秒 公開
■この作品の著作権は時雨ノ宮 蜉蝣丸さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
お久しゅうございます。
思いつきをのこのこと残していくのをお赦しくださいまし。

この作品の感想をお寄せください。
No.3  時雨ノ宮 蜉蝣丸  評価:0点  ■2019-02-12 01:40  ID:RFnG7gIBzU.
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お返事が遅くなってしまいましたことをお詫び致します。

陽炎 様

お久しゅうございます。
放っといても朝がきて、つい眠る寸前まで自分を刺していた何かが消えてしまう。
死にそうなくらい辛かったはずの何かも、朝がきて誰かと同じ営みに入れば、
まるでなかったことになってしまう。
たぶんそういうことを忘れたくなくて、思いつきのままキーを打ってたりとかして。

だからつまらないのかもしれないです。
ちょっと最近、色々なものを忘れ気味。

ありがとうございました。


逃げ腰 様

お久しゅうございます。
夜中にサクッと、忘れるのがどうにも惜しくなった果ての一品です。
毎日汚れて汚されて、それは塵とか誇りとかウイルスとか言葉とか、
いつも誰かが捨てたり拾ったりしている何かであるはずなのですが、
まるで特別そうな顔で人を刺しにくるのは、正直やめてほしいこともあり。

励みになります。最近書いてなかったので余計に。
ありがとうございました。
No.2  陽炎  評価:50点  ■2019-02-06 09:31  ID:uVD8.FKNQlU
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お久しぶりです、蜉蝣丸さん
お元気でいらっしゃいますか
最近めっきりご無沙汰していた陽炎です

壊れてしまいそうな危うい精神が伺えますね
このまま朝がこなければいいと
何度も、いや、いつでも
そう思っていたりしますが
朝がきたらきたで
それなりに一日を過ごしてしまっている自分が
なんだかやけにつまらなく思えたりもして

欲を云えば、もっと言葉が鋭利でもいいのかな、と

拙い感想、失礼いたしました
No.1  逃げ腰  評価:50点  ■2018-12-12 08:35  ID:lzY0c/NnUfY
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お邪魔します。
透き通るような綺麗な詩だなあと感じます。
窓硝子からの朝の光を恐れる詩心は、汚れてしまった自身に対する嫌悪でしょうか
少ない文章に、繊細なタッチで描かれているので、流れる読めました。
一見難解で読めない詩がある中、爽やかで繊細に読める詩はリーダービリティが高く価値が高いと思います。
失礼いたしました。
総レス数 3  合計 100

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