シナモン |
泣いている場合でなく、 耽っている場合でもなく、 不幸でもない夜の狭間に 揺蕩って 紛れ込んで 此処にない何か と 此処にいない誰か を 探しに往かなくちゃ、 探しに、 きっと 見つからない 何処か で 待っている はずだから シナモンのお茶が 冷めきってしまう その前に |
時雨ノ宮 蜉蝣丸
2018年05月12日(土) 20時58分56秒 公開 ■この作品の著作権は時雨ノ宮 蜉蝣丸さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.3 時雨ノ宮 蜉蝣丸 評価:0点 ■2018-05-20 00:14 ID:MIo7to2QMPg | |||||
えんがわ 様 コメント感謝致します。 昼間と同じ形なのに、姿の違う夜という『どこか』。無性に出かけたくなって、でも目的も手段もなくて彷徨って終わり。 自分の居場所があることへの信頼が、新たな場所に踏み込む後ろ盾になるのだと思います。 ちょっと前まで自分も準引きこもり民でした、引っ越してから真逆になって自分で大丈夫かなと思ってしまう始末。 ありがとうございました。 ナカトノ マイ 様 コメント感謝致します。 ひとりきりの夜中のまろやかな孤独が、シナモンと一緒に伝わったならば幸いです。 ありがとうございました。 |
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No.2 えんがわ 評価:30点 ■2018-05-18 21:52 ID:qBBYfboKTAg | |||||
無限の可能性が広がっているんだろうな。 いいな。 自分は、カップヌードル沸かすくらいに外に出ても、ぜいぜい言ってます。限界集落。 広がりのある何処かへの旅、そこに少し逃避的なものも感じるのですが、 それでも世界へ行けるのは、帰ることのできる確かな場所があるから。 何だろう、自分の居場所への無防備な信頼が、どうにも柔らかい余韻を生んでいます。 自分の場所を信じれる、茫漠な可能性を信じれる、 そんな強さが、眩しいです。ああ。 |
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No.1 ナカトノ マイ 評価:50点 ■2018-05-14 21:36 ID:fLt.6PjGqOo | |||||
夜の緩やかな時間の流れが、シナモンと一緒にふんわりと漂っているような雰囲気で、素敵だと思いました。1人で寛ぐ夜の中に少し寂しさがあるような、そんな夜を書いたこの詩にとても共感しました。 | |||||
総レス数 3 合計 80点 |
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