愛が小さな箱の中に封じ込められている
その箱は6000年前に存在するようになった
原罪は限界を作り上げ
人間はその外に行くことはできない
小さな箱の中で
ちょっとだけえらい人々は
たくさん稼いで
たくさん食べて
難しいことを言って
大いに威張っている
箱の外について話し
愛を語る人々もたまにいる
でもえらい人々は笑う
楽しいおとぎ話だと
箱の中の人間はだれも
ちょっとの間だけ生きて
ちょっとの間だけ楽しんで
ちょっとの間だけ夢を見て
やがて土になる


Fufu
2018年03月25日(日) 21時15分13秒 公開
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No.4  Fufu  評価:0点  ■2018-04-15 03:49  ID:b7CiAcL7Yp2
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北乃うさぎさま
嬉しいコメントありがとうございます。
No.3  北乃うさぎ  評価:50点  ■2018-03-30 02:50  ID:hQLqXqXj732
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Fufuさん 、はじめまして。

この世の摂理、歴史、そういったものが
この詩には詰まっていますね。

Fufuさんは日頃から哲学的思考に耽ることが
多いのかな、と想像できました。

それは、この詩が物事の本質を見事に捉えている
からです。
No.2  Fufu  評価:--点  ■2018-03-27 19:19  ID:c5Glk0hboB2
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楽しんでいただけてうれしいです。箱をお墓に例えるのも、おもしろいですね。人間社会は、確かにお墓のようなものです。
No.1  ナカトノ マイ  評価:50点  ■2018-03-27 17:18  ID:lMn4K5YDviU
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今から6000年前というと古代文明が思いつきました。
だから「箱」とはお墓のことかなと考えたのですが、
その他にも解釈が膨らんでとても面白いです。
総レス数 4  合計 100

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