言いたかったのは君と僕のかけらのこと
ははは

おまえらは

暗い言葉が好きなんだろう

ネガティヴで絶望的で

深く重く、ぎゅっと心が締め付けられるような

そんな言葉が

好きなんだろう

心を動かされてるように感じるんだろう

そしてそれを眺めて自分に重ね、
あるいはだれかに想いを馳せて

今日の日を一日中ぐっすり眠ってすごして
人生を彩るのだ

夢さえみない。

ははは

愚かだ、愚か

ははは、ははは

行き場のない、絶望の言葉で、

心がぎゅっと締めつけられるのは

感動なんかじゃないさ
そりゃ心が共鳴されているだけさ

共鳴して共鳴して、
泣き喚いて暗闇の中でヒビが入って

そっから魂が漏れていく

中身のない、
薄っぺらな、
どろどろした
意味不明な、

そんな言葉になっていくのさ

それを君は僕は愛するというのか?

いいかい、俺に言わせりゃ
ほんとの絶望は言葉になんてならないのさ

言葉は力だ、希望だ

それなのに何故、その言葉で

希望を歌おうとしない
光を見ようとしない
夢を感じようとしない

君は僕は心のある言葉を愛したいのではなかったのか?

芸術家気取りの馬鹿どもが

ははは、ははは、
あはは、あはは、
はははあははは、
あははははははははははははははははははは
はははははははははははははははは

うの
2018年03月14日(水) 00時49分17秒 公開
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