即興詩 〃tear drop +。*

時の流れのせせらぎと、
身体を巡る scarlet

いくら平和を願っても、
血が滞ることはあり得ない

血潮を争いの象徴と、
捉えることがそもそも間違いか

時流のせせらぎに混じる、
モノクロの劇の音色

瞼を閉じて流れるナミダが、
不条理な世のカタルシス

海馬の奥で歪むナニカが、
何なのかは未だ解らない

雨の音、夜の帳、廓寥とした静かな祈り
北乃うさぎ
2018年03月09日(金) 01時38分04秒 公開
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■作者からのメッセージ
タイトルの通り、即興の詩です。

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No.2  北乃うさぎ  評価:--点  ■2018-03-17 00:03  ID:hQLqXqXj732
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野良人さん、こんばんは。
ステキな御感想、ありがとうございます。
ピアノの詩人はショパンですが、私は
詩のジャズピアニストになれる様に、
毎秒毎秒精進して行きたいです。

No.1  野良人  評価:30点  ■2018-03-16 11:52  ID:/dxzQ0Wmf36
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北乃さんお早うございます。

  色々なる工夫の後、即興詩とも思えない出来感服します。
  これぞ新しい詩でしようね。
   
  有難う御座いました。

総レス数 2  合計 30

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