手が止まるまで |
やめてくれ。 もう、何もかも。 別にどうだっていいじゃないか。 そんな事。 関係ない。 関係ないって言っているんだ。 僕の責任? 知らないよ。 そんな事。 僕がそうしたかった訳じゃない。 誰かが勝手に僕に責任を押し付けたんだ。 仕方ないじゃないか。 そうするしかなかったんだから。 自分で選んだように見せかけられて、本当は何も自分で選べていない。 誰かが勝手に決めた時間制限があって、それが切れたらもう駄目なんだ。 猶予は無い。 まあでも、それも当たり前かもしれない。 生まれてくる時だって、自分で選べない。 自分で選べる事があると考えるのがもう間違っているんだ。 みんなそれを知っているのか。 認めているのか。 認められない僕は子どもで、認めている君たちは大人なんだな。 分かったような顔をしやがって。 何様だ。 苦労をしていれば偉いのか。 不幸な目に多く合えば可哀想なのか。 気持ち悪いんだ。 そんなに自分が空っぽな事を叫んで何になる? 空っぽは空っぽのままだ。 中身が詰まっていないからこそ、その声は反響する。 僕は選んでここに居るんじゃない。 僕に何も求めないでくれ。 生きているだけではいけないのか? 誰かに助けてもらっているから、恩返しをしなければいけないのか。 違う。 そういうシステムに、僕が放り込まれただけだ。 望んでいた訳じゃない。 動物にでも生まれれば良かった。 植物にでも。 無駄に考えてしまうからいけないんだ。 そう、この大きすぎる脳みそ……止まらない呼吸と心臓と思考。 目は閉じれるのに、耳も鼻も頭も、どうして閉じれない? 少しだけ死ぬ事すらも許されないのか。 何故神様に祈ったりするのだろう。 神様がいるから、今僕らはこうして生きているんじゃないか。 憎むべき存在に祈るなんて、変な生き物だ。 狂っている。 そうプログラムされているとしか考えられない。 狡猾な奴だ。 神様なんて。 部屋の中に居ても、外へ出ても、同じだ。 中に居る。 もう二度と出られない。 同じ時の中だ。 周りが変わるだけ。 金が流れるだけ。 一喜一憂を繰り返すだけ。 死んでいくだけ。 死んでいくだけ。 死んでいくだけ。 死んでいくだけ。 死んでいくだけ。 死んでいくだけ。 死んでいく。 愛なんて嘘だ。 自分以上に愛せる人なんて、いる訳がない。 そう信じ込んでいる奴は、もう手遅れだ。 人間の遺伝子に洗脳されている。 子どもを作っても、その子を必ず幸せにするとは誓わない。 パートナーには誓うのに。 心なんてない。 心の隙間なんてない。 肉体の、本能の赴くままに、体を重ねているだけだ。 ホルモンが分泌されているだけだ。 気持ちなんて無い。 信じ込んでいるだけだ。 言葉なんて無い。 そんなものは見せかけに過ぎない。 ゴミのようなもの。 ゴミを吸い込みすぎて、ゴミだと分からないだけだ。 自傷も嘘。 血も嘘。 ああ、誰かに殺されたい。 罵られたい。 こんな無価値な命がどうしてあるのか。 誰か聞いてくれ。 叫びでもなんでもない。 こうしていないと、やってられない。 未来も何も無い。 このまま、ゆっくりと沈んでいくだけ。 病気なのかな。 病気だといい。 ずっと寝ていられる。 もういいんだ。 何もかも。 ずっと眠らせてくれ。 そのまま死ねたら、ずっといい。 |
キガクラ
2017年04月05日(水) 20時25分43秒 公開 ■この作品の著作権はキガクラさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.1 逃げ腰 評価:50点 ■2017-05-03 16:33 ID:mye2YiBpr/M | |||||
お互い疲れてます、有給取りましょうね…。 また書いて汗 ゆっくり休んでおいで。ではでは。 |
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総レス数 1 合計 50点 |
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