Miracle Cross |
薄暗い聖堂で 低く思う 己の愛の短さを 神の愛の長さを 隣人の幸いを祈れず 自身の痛みに震える この手で何を 掴もうと…… ステンドグラスを 突き抜けた光が 真っ直ぐに射す 食卓 ひとつのパンを分け ひとつの杯を受け 継がれゆく命 この今の餓えに この底の渇きに どこまでも沁みて 愛されなければ 愛せない弱さを 後ろから抱きとめる 人の手 気付けば 一杯の水が置かれていた。 |
桐生瑞千
2016年03月07日(月) 01時59分09秒 公開 ■この作品の著作権は桐生瑞千さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.6 桐生瑞千 評価:0点 ■2016-03-15 13:42 ID:veC/1dH2Djo | |||||
Aさん あなたを誇りに思います。万感をこめて。 でも。O・ヘンリーの最後の一葉でしょう? 詩人としての私たちが互いに贈れるものは。決して、時の風に吹き飛ばされたりなんかしないわ。それが意思で、愛だと私は思うの。……見解の分かれるところ、かな。 嵐を避けては生きられないけれど、祈ってくれて嬉しいです。 いつかどこかで会いましょう。 |
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No.5 桐生瑞千 評価:0点 ■2016-03-15 13:40 ID:veC/1dH2Djo | |||||
菊池清美さん あなたの業は重い。ご自分でも、薄々わかってらっしゃるでしょうが。焦らず、諦めず、一つずつ詩になさってくださいね。これからも他の詩人との衝突は尽きぬことでしょうが、その時あなたがぶつかっているのは、人ではなく、現代文学の病理です。あなたは幸いにして、「あるべき姿」を教えてこられた方です。しかし、今の青年の多くは「あるべき姿」があることさえ信じられません。父母を敬えない。先生を敬えない。ただ集団で浮遊して、そこから逃れて「自己実現」の場を探している。その一つがネットです。あなたとは、根本的に異なる他者が詩をやっているということを覚えておいてください。そして、中途半端に口を出すのではなく、彼らの心を射抜く覚悟で詩を書いてください。でなければ、分かり合える日など永劫来ない。 さて、長くなりましたが。 憎むも学ぶも、つまずきの石。 |
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No.4 桐生瑞千 評価:0点 ■2016-03-15 13:35 ID:veC/1dH2Djo | |||||
ヤエさん こんばんは。 ようやく詩人としての自分と折り合いがついた、というところでしょうか。私の中で軋んでいたものが、滑らかに繋がりました。後は本当に、時間がないです。 詩を続ける上で様々なことがありましたけれど、理解できない時は背景を学んだり、経緯を追ったり。心理学を通して見るのも、面白いものがありましたね。きっと詩をやっていなければ、そこまで真剣に学ばなかった。一方で、知識が呼ぶ独善性も突き付けられました。 本当に感謝。 またどこかでお会いできたらいいですね。 ヤエさんも心身の健康が守られますように。 |
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No.3 A 評価:50点 ■2016-03-08 11:06 ID:pA0QzJ9KbiA | |||||
拝読させていただきました。 愛されなければ 愛せない弱さ ここに向き合う事は、確かに人間には非常に難しい事だと思います。おそらく、長く続いた戦いも愛をめぐるものだったのではないかと思っています。僕も多くの事を気付かされました。既に最低限言われるべき事は言われ、少なくとも僕には非常に有意義な経験でした。出来るだけ「飢え」と「渇き」、「痛み」に苦しめられないよう、ますます幸ある日々を送られる事を祈ります。この出会いに感謝します。ハンバートハンバート『最後の一葉』という曲、お勧めします。ではまた! |
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No.2 菊池清美 評価:50点 ■2016-03-08 07:29 ID:te6yfYFg2XA | |||||
お早う御座います。 人が去ると言う事は譬え誰でも寂しいものですね、去年から伺って居るとは言え、サイトで判る人でした。 有難う御座いました。 |
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No.1 ヤエ 評価:50点 ■2016-03-07 14:00 ID:Uf7XqFVsX0k | |||||
こんにちは、なんとなく(桐生さんのことを深く知っている訳ではありませんが)ここでのラストの詩(?)として、桐生さんらしい詩だと思いました。 新しい気配と、何かを得られた者の心冴えた門出を、理屈抜きで全体的な文の雰囲気から感じました。 桐生さんが去るのは寂しいですが、これからも健やかでいられることを祈っています。 季節の変わり目、体調にお気をつけて。 またどこかで出会った時はよろしくお願いします。 |
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総レス数 6 合計 150点 |
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