| 存在証明と街 |
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ある日、居場所がないって気づいたんだ 急にじゃなくて、じわじわ侵食してゆく存在証明 時間経過――アナタハカンゼンニワスレサラレマシタ 油断していた。僕の居場所の最後の防波堤、図書館のC列14号席。 守り抜かないと、レゾンデートル ふいに、どこかにいってしまうそうな自明性、都市開発が進むこの街で、 喧騒の合間に合間に起きる静寂に耳を澄まし、手繰り寄せるのだ！ 明日には、街の理は代わり代わって、我々はいつも異邦人。 最後通知――アシタノアナタノイバショヲオシエテクダサイ 我々皆、肩書きに安堵して、居場所を先送りにする。 ビルから見下ろした街は、今日も存在証明を探す。 了 |
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逃げ腰
2016年02月24日(水) 22時59分12秒 公開 ■この作品の著作権は逃げ腰さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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| No.5 流るる星 評価：50点 ■2016-03-21 22:54 ID:YsjZ.3o0GEo | |||||
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宙ぶらりんの空間で、映像で示された道を歩かされ歩いていながら歩いていないような、いや、なんとかなるだろう。懐疑と従順(何に従順なんだ？)を穏便に進めながら夢想する理想は現実になりえないと落胆か納得(説得？)か、破壊か、、、、、とりとめもなく続くトレーシングペーパー上の世界のような。 いろいろ思いました。 ありがとうございました。 |
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| No.4 逃げ腰 評価：0点 ■2016-03-01 15:44 ID:3dM5rcaYnEc | |||||
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コメントありがとう。迷ったまま書いてみます居場所だけでは不十分ということですね。。。 どうすれば実存が得られるのかは自分でもわかりません。 |
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| No.3 陽炎 評価：30点 ■2016-03-01 10:28 ID:y.C3ECh3cdE | |||||
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迷っているときには 迷ったままを書き綴るのも また一向かと さて、とても乾いた文体で 都会の中で孤独を感じている青年が浮かんできます 存在ってどうやって証明するんでしょうね 居場所があればそれは、証明されたことになるんでしょうか 違うもいいきれないけれども そうだともいいきれない そんな感じがしますが |
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| No.2 逃げ腰 評価：--点 ■2016-02-25 15:55 ID:fl01EbBk22k | |||||
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ありがとう。 久しぶりに詩を書いてみて、あんまりうまくいかないです。 どうやって書いていたんかなぁ･･･。 そんな感じです。 またお願いします。 |
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| No.1 ヤエ 評価：50点 ■2016-02-25 01:38 ID:Uf7XqFVsX0k | |||||
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どこからか取られた映像を、俯瞰して眺めたような作品だと感じました(伝わりづらかったらすいません)。 周囲が認める存在ではなく、自身が求める存在証明。なるほどなぁと……。 水の中で藻掻くよりもよっぽどカラカラに息が詰まりそうで、それでいて少し格好いいような感じが良いです。 |
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| 総レス数 5 合計 130点 | |||||
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