同じ空の下とはいかないようで


そっちはもう明けてんの?

あぁ、とっくに明けてるねぇ


電子越しの作業音
同じ日ノ本に居るというのに
息遣いすらも感じるというのに

そっちの空はどう?

こっちはまだ真っ黒やよ


そちらの鳥はもう鳴いてるが
こちらの鳥はまだ寝ているよ
鳥が起きたら 寝ようかね

東北の朝はどんなんなん?

白くて、冴えていて、静かだよ


働き詰めの相棒から
じんわりと




あぁ、そりゃいいや

ヤエ
2016年01月15日(金) 07時09分15秒 公開
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No.2  ヤエ  評価:0点  ■2016-01-19 15:41  ID:T3h/.2C0Nh.
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冬将軍大佐さん
嬉しいお言葉ありがとうございます。
たまには(というより最近は殆ど)肩の荷を下ろした詩を書いて楽しんでいます。
詩は、伝えるものでありながら自分との語らいでもあるのかもなぁなんて。
空の表情は違えど同じ空だという考え方も好きですが、見える世界が異なるという事実にも愛しさを感じます。
ヨイトマケの唄、調べてみて、なるほどなぁと。そういった種類の深さとも関連させていけるとより伝えやすいのかとも思いました。
好きな部分があると言って頂けただけでも、嬉しいです。
ありがとうございました。
No.1  冬将軍大佐  評価:40点  ■2016-01-18 23:00  ID:hB6/jNV6c8Y
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いいでつね。自分も昔おなじ感慨にとらわれた経験がありまつ。遠方の知人と電話でお話させてもらっていたときのことでつ。月の話題がでたときでしたかね。たしかに遠いと同じ空の下じゃないんでつよね。不思議なことでつ。それもこれも文明さんが通信機器なんてものを発明してしまったせいでつね。遠方の人と同じ時間を共有することなんてそもそもアナ不思議!な話でつ。「働き詰めの相棒」というのは以前の作品で解説もらったのですぐにわかりました。(一瞬ヨイトマケの唄ってのを想起させられまつたが笑)部分的にとても好きなところがあるので満点の☆を差し上げたいのでつがバランスを考え…苦しい気持ちをわかってくださいでつ。
総レス数 2  合計 40

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