ひとりぼっちの幸福くん |
********************* 雨が降ると哀しくなる奴と 雪が降ると元気になる奴って どっか 共通点ありそうな気がする ******************** 『春・夏・秋・冬 どの季節が一番好き?』と彼女 『哀しい思い出を連れてこない風がふく季節』 とボク ********************* みんな去ってしまった みんな去ってしまった どっちが先にキライになったとか どっちが先に見切りをつけたとか そんなのもう どうだっていい だってもう ボクのそばには 誰ひとり いやしないんだから それがすべての答えなんだから ********************* ウソがホントで ホントがウソで あるときはホントで あるときはウソになる 言葉の持つ顔は 計り知れない ********************* 本当は知っているくせに とっさに知らないふりをしてしまいました なんだか そうしたほうがいいような気がして それってやっぱり小ズルいですか ********************* 幸福か不幸かなんて そんな個人的なこと 他人からごちゃごちゃ云われたくない ********************* いつか 幸福という日が ボクの心に訪ねてきたそのときは 部屋じゅうに花を飾って 一緒にローズヒップティを飲もう お互いの孤独だった途の話でもしよう ボクは幸福が何色をしているのかを その日の日記にそっと記しておくとしよう 幸福さん 幸福さん すぐに帰ったりしないでね なるべくゆっくりしてってね いつ来てもくつろげるように 部屋は綺麗にしておくからさ ********************* 笑うことは 難しいことだと思っていました 作り笑いはただ 顔に皺を作っているだけで 顔の筋肉も精神も どっちも疲れてしまうばかり 笑うことは 難しいことだと思っていました だけど どうしてでしょうか 貴方といると いつも笑っている自分に気が付くのです ウソの笑いじゃなく 心から笑っている自分に気づくのです どうしてこんなにも笑っていられるのでしょう どうしてこんなに心地よいと感じられるのでしょう 貴方は 私を笑わせる天才なのかもしれません 笑うことは 難しいことだと思っていました 難しいことだと 思っていました ********************* |
陽炎
2016年01月13日(水) 01時23分47秒 公開 ■この作品の著作権は陽炎さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.6 陽炎 評価:0点 ■2016-01-26 13:53 ID:3MOjXOnubh. | |||||
☆時雨ノ宮蜉蝣丸さんへ☆ お久しぶりです、蜉蝣丸さん コメント、ありがとうございます 雨も雪も、視覚変化によって 感情にも変化がもたらされるのではないかなと 個人的にはそう思っています 「いつか 幸福という日が〜」の連 気に入っていただけてうれしいです どんなに孤独な日々を送っていても いつかくるかもしれないその「いつか」に 期待できるからこそ、今日も生きていける そんな気がしています まともってなんなんでしょうね 私には「まとも」の基準がよくわからないのですが (他人様に迷惑をかけるとか、犯罪を犯すとかいったら それはもう、ちょっとまともじゃないなって思いますけど) 不安定になっているのも、心がサインを送ってくれている証拠ですし それで蜉蝣丸さんが蜉蝣丸さんでなくなることはないのだから これもまた自分、というくらいの気持ちでいるのが いいと思います 温かい紅茶を飲みながら、無理をせず ゆったりしてくださいね ありがとうございました 心より感謝 |
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No.5 時雨ノ宮 蜉蝣丸 評価:30点 ■2016-01-26 02:31 ID:MCH1VpNbROM | |||||
こんばんは。お久しゅうございます。 出だしの『雨が降ると〜』のところで早速ドキリ。一般的には、雨は哀しみの、雪は静寂の象徴であることが多いようですね。俺は『雨が降ると元気になる奴』ですが、気持ちとしてわからなくもないかな、と。 ≫いつか 幸福という日が ここの連が一番好きかも。ありふれた願望と、決して訪れることを保障されていないことの理不尽さ。それでも尚、憧れて、たまに在る小さな優しさに、大きな幸福を祈らずにはいられない。 『いつか』というフレーズは、俺もよく使います。あまりに不確定な、それ故に滲む幽かな温かさが、棄てられなくて。ある意味とてもギャンブルチックな言葉ですよね、これ。 読んでいて、ほんの少し安堵した自分がいました。また最近、不安定になりつつあって、自分でも「まともじゃない」と思う瞬間があったり。 温かい紅茶が恋しいですね。ありがとうございました。 |
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No.4 陽炎 評価:0点 ■2016-01-24 14:26 ID:3MOjXOnubh. | |||||
☆流月楓さんへ☆ お久しぶりですぅ! 楓さんから感想を頂けるなんて、とてもうれしいです あの頃投稿されていた方たちは、ほぼいなくなってしまって 淋しい限りです 私にはこれしかないので、今でもしぶとく居座ってます(^^; 方向性はたぶん、いままでとあまり変わってないと思うのですが 今回のは、感情的にぶつけるのではなく ちょっと抑え気味に描いてみました 私の詩に涙してくれるなんて、ありがたすぎますよ 「哀しい思い出を〜」の件は ふいに吹く風に、胸が締め付けられるようなことが往々にしてあって それでこんなフレーズが出来上がりました 触れられたくないことって、誰にでもあるじゃないですか 自分で乗り越えられるまで、そっとしておいてほしいなっていうかね いやいや、こうしてまたお会いできて 私もとてもうれしかったです またいつか、ここでお会いできる日を楽しみにしています そして、私がいうことじゃないかもしれませんが もしまた作品ができたら、ぜひ読ませてください ありがとうございました 心より感謝 |
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No.3 流月楓 評価:50点 ■2016-01-22 09:31 ID:I7K1Raej1MI | |||||
陽炎さんへ お久しぶり過ぎて泣きそうになりました。 陽炎さんはずっと描き続けているんですね。 私もたまに書いたりしていますが、とてもとても駄目です(笑) 感想を言うと、今までの陽炎さんとはまた違った温度のある詩だと思いました。 胸を抉るように突き刺さる詩も好きですが、 この優しい雰囲気の中で、見え隠れする陽炎さんの想いが伝わってくるようで、それでもやはり柔らかく涙が滲みました。 最後の繰り返しの所、じわっと込み上げます。 「哀しい思い出を連れてこない風がふく季節」 この言葉は素敵です。 思い出はどうしたって過去の産物。 哀しみもまた風のように過ぎ去っていくものだと思っていますが、 そこで懐かしいと感じれたなら、何かを乗り越えた気もするし、胸が痛むなら吹く風は優しくあって欲しいなと常に思っています。 陽炎さん 此処にいてくれて、描き続けてくれて、勝手にですがありがとございました。 読めて嬉しかったです。 |
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No.2 陽炎 評価:0点 ■2016-01-20 19:57 ID:3MOjXOnubh. | |||||
☆ヤエさんへ☆ コメント、ありがとうございます そのように感じていただけたのなら幸いです ありがとうございました 心より感謝 |
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No.1 ヤエ 評価:50点 ■2016-01-15 07:17 ID:BymBLCyvz/o | |||||
こんにちは。 温いような、暖かいような。 どこか爽やかさも感じました。 今までの中で一番読んでいて心地よかったです。 すこし、泣きたくなりました。 |
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総レス数 6 合計 130点 |
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