【短歌】思ひ出せないあの夏 |
紫陽花や手折る心に降り注ぐ 幼き頃の哀しき思ひ出 くるくるとまはる朱色に夕透ひて 思ひ出せないあの夏の夢 蝉時雨 歩くおまえとぼくの影 伸びて縮んで家路を急ぐ ひぐらしや哀しからずやそのこえは 終わり囁き日ざしが沈む 青空や ひまわりばたけをゆく君の 明るい背中に追いつきたかった |
時雨ノ宮 蜉蝣丸
2015年07月11日(土) 23時11分06秒 公開 ■この作品の著作権は時雨ノ宮 蜉蝣丸さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.4 時雨ノ宮 蜉蝣丸 評価:0点 ■2015-07-14 08:06 ID:fxTKCEDOoc. | |||||
うーむむ……。 第四首は、『ひぐらし』と『日ざしが沈む』がカブっている。 第五首は変ちくりんな合体の仕方をしている、ってことでしょうか。 何にせよ修行が足らないですね。不慣れ、というのもあるかもしれませんが、もう少し段階踏んで書くべきかな。 ありがとうございました。 |
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No.3 笹竜胆 評価:0点 ■2015-07-13 01:52 ID:0mNa9wU4ymY | |||||
失礼、端的に過ぎましたね。 第四首は上の句に対して下の句の漢字が重いのに加えて、ひぐらしに置ける日暮・蜩の掛詞が妙に潰れる内容になっています。 第五首は俳諧の切れ字を用いた上の句に散文調の下の句が付いていて、個人的には違和感があります。折衷で押すにしても、上の句と下の句の情報量のバランスをとらないと単に崩れた印象になります。風景と精神の対比、君と私の対比をきっちり取った上で技術的な挑戦をした方がいいと思います。 |
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No.2 時雨ノ宮 蜉蝣丸 評価:0点 ■2015-07-13 00:30 ID:WTIMKAhaPbM | |||||
笹竜胆 様 コメント感謝致します。 味わい深いと言っていただけて嬉しく思います。 一方で、「上下の句が噛み合っていない」というのが、具体的にどういう意味かがわからず唸っております。 何がどう、何故噛み合っていないのか。主観では解き明かせないです。 よろしければご指導お願いしたいです……力不足。。。 ありがとうございました。 |
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No.1 笹竜胆 評価:30点 ■2015-07-12 21:00 ID:0mNa9wU4ymY | |||||
第一・二首が味わい深いです。色彩的にも紫から朱と美しい流れ。 第四・五首は上下の句が噛み合っていないように思います。 |
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総レス数 4 合計 30点 |
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