生き始め |
将来はそれなりに満足できるものになってると思っていた。 なんとなく身を任せていれば、それなりのものになると。 「おっす、お疲れ」 うっす、と調子を合わして返事をした。 「どうしたの?顔死んじゃってるよ?」 「いやいやいや、そんなことないって!」 私は笑いながら答える。 そして輪の中に引きづり込まれていく。 次の瞬間には場の空気になじむことばかり考えている。 新しい環境に代わって、もう数か月が経つ。 でも、あの頃に戻りたいとは思っていない。 意地っ張りは昔からだ。 かつての友人たちは今となってはまぶしい。 こんなにもすれ違って、それぞれに進んでいく。 それでも、生きていく。 生きていく。 |
雛鳥
2015年07月09日(木) 23時09分37秒 公開 ■この作品の著作権は雛鳥さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.3 菊池清美 評価:0点 ■2015-07-11 04:24 ID:te6yfYFg2XA | |||||
雛鳥さんご免なさい。 知っている人に似ていると思ったから、無理している様で… そうですね、雛鳥は生まれて直ぐに一人立ちするんですね、余計な事を言いました。 |
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No.2 雛鳥 評価:--点 ■2015-07-11 01:47 ID:98Cu.PM.N4. | |||||
菊池清美さんへ ご感想ありがとうございます。 「生きていく」ということを強調したくて、二度「生きていく」を使いました。 雛鳥に徹すること、よく考えてみます。 |
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No.1 菊池清美 評価:40点 ■2015-07-10 09:28 ID:te6yfYFg2XA | |||||
最初の二行は此れまでの生き方、それから現況の心象へと続く。 詩ってこう言う物だったと思わせる書き方ですね、心の柔らかな所を表現して居る所が良いと思います。 最後の二行が、性格でしょうか? 雛鳥に徹する物足りなさを感じます。 |
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総レス数 3 合計 40点 |
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