おとない


貴方の


少し変わった面差しを

まぶしく見つめながら

桜並木を歩いてる


きらきらと弾ける光が

梢に揺れて

季節はまた移ろう


幸せですか


とは聞けなくて。


祈っています


とだけ。


笹竜胆
2015年04月30日(木) 21時30分06秒 公開
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No.4  笹竜胆  評価:--点  ■2015-05-09 22:52  ID:bPROjq5Gwuo
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>Aさん
感想ありがとうございます。
かなり正確に読んでいらっしゃるので、何だか気恥ずかしくなりました。
特に、恋の流れは伏せたつもりだったので何故わかったのかと……。幸せですか、って問いが成り立つ関係は実は少ないのかも、とか考えてみたり。
いえ、何より。
言葉は私が思う以上に、響いているのだと教えられました。
頂いた感想を通して、詩に再会したようです。
No.3  笹竜胆  評価:--点  ■2015-05-09 21:49  ID:bPROjq5Gwuo
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>ヤエさん
ご無沙汰致しました。
この詩は水辺の桜並木をイメージしながら書いたのですが、直接的な言葉がなくても伝わるものなのだなぁ、と驚いています。
「とだけ。」は悩んだだところで、「とだけ」「とだけ、」と迷った末に、落ち着いた距離感になる「とだけ。」を選びました。
こちらこそ素敵な感想ありがとうございました。
No.2  A  評価:40点  ■2015-05-07 02:35  ID:pA0QzJ9KbiA
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拝読させていただきました。

まるで「貴方」が光を発しているような印象です。最後の二行は「貴方の幸せをお祈りします」という意味だと思うのですが、「幸せですか とは聞けなくて。」とその前にあって、喜びもあるが切なさもあるような気が。恋を成就させた「貴方」と、その隣を歩んでいる人が想像されたのですが、そこには信頼に満ちた感情が清流のように流れているように思います。
No.1  ヤエ  評価:50点  ■2015-05-03 17:48  ID:BymBLCyvz/o
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笹竜胆さん
お久しぶりです。
綺麗で、どこか涼やかな詩ですね。
最後、「とだけ。」で終わっているのが何となくいいなぁと思いました。
。を抜いて「とだけ」にしてみても余韻に浸れていいかもなぁとも……

でも、それだと「とだけ」のあと流れてしまいそうでもあるので、「とだけ。」で止めるのもやっぱり良いのかなぁなんて、グルグル考えてました。

キラキラと、光が舞うような作品ありがとうございます
総レス数 4  合計 90

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