草藤
何の花も無くなる今頃
フェンスに張り付く紫の草花が健気だ
良く見ると中々お洒落で名を知りたくなった

実から見てマメ科と判るが
雀のエンドウもカラスノエンドウも
花の形が違った
名の知らない物は調べるのが難しい

藤にそっくりで草だから草藤と仮定して調べたら
一発でヒットしたから余計気に入っている

今年も気を付けて見ていたが
年中咲いているから初冬にも咲いているのは当然で
狂い咲きと思ったのは人の驕りだった

藤に似た強かさと優雅さが
原始は一緒の生まれかも知れないと思わせる
其処から樹や草に変化したのかも知れない

だが安易に進化したとは思わない
環境に合わせて変化したと言うが
気候の変動が鈍い進化を待てただろうか

沢山の多様な同類が生まれて
あらゆる環境を生き抜いたものだけが
淘汰の試練を越えて此処に居る

今生きている全てのものがそうだろう

そう思うから愛しい

菊池清美
2014年11月27日(木) 03時41分19秒 公開
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No.2  菊池清美  評価:--点  ■2014-11-27 08:41  ID:/dxzQ0Wmf36
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ヤエさんお早う御座います。

段々咲く花が少なくなって被写体を探すのが難しくなって来ました、そんな中嬉しい存在です。
そうしたら春にはもう咲いていましたね、日照を無駄にしない強かさに感心します。

進化論と血液型占いを信じているのは日本人だけらしいですね、獲得変異は遺伝しないという原則からも外れていますしね。

はいマンネリに成らない様に努力します。
有難う御座いました。
    
No.1  ヤエ  評価:50点  ■2014-11-27 07:06  ID:L6TukelU0BA
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おはようございます。
素敵な詩ですね。
愛おしさが伝わってきますし、可愛いと思いました。
藤とは色が違うのに、確かに似ていますね。
ここで進化についてあれこれいうのは野暮でしょうね。
これからも、写真詩楽しみにしています。
総レス数 2  合計 50

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