子安貝






けぶる港湾

あなたの帽子

高くーー

ーー低く

潮騒は揺りかごに似て

まつろわぬ霧の、朝。





笹竜胆
2014年11月27日(木) 01時28分51秒 公開
■この作品の著作権は笹竜胆さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
海霧に佇む高倉さんを見て。鍛練。
子安貝はころんとした陶器のような貝で、男の子がよくとって女の子にあげてたりします。

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No.2  笹竜胆  評価:0点  ■2014-12-04 00:30  ID:bwdlAf7KWDM
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>游月さん
こんばんは。
今回は詰めるのを半分くらいにして、切り欠き風に仕上げてみました。題の置き方もいつもと変えてみたり、ちょこちょこ冒険してます。
色々聞いてみたいけど、今こういう詩はマイナーかも。
子安貝を帽子に見立てるという発想は面白いですね。ふつう帽子は置いていかないし、でも何か確かなものが欲しいし、と考えて海辺の定番子安貝をよすがに置いたのですが、なるほど。
感想ありがとうございました。
No.1  游月 昭  評価:40点  ■2014-12-01 22:42  ID:1K/KT8CGgX.
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こんばんは!これは、読者丸投げと言うよりは、読者それぞれに物語りが描かれるしくみになっていると思います。まあ、大筋似たようなものでしょうが、この詩を題材にして、みんなどんな事を思い描いたかということを、ゆっくり語り合いたくなる作品ですね。
子安貝は帽子に見立てているか、とか、この浮き沈みは何を表しているか、とか
さて、ゆりかごとは!みたいな。
何よりもそれをケムにまいている辺り、にくいねー
作品としてしっかり成功していると思いました。
総レス数 2  合計 40

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