帰路

触れてもいない肩越しに
伝わる君の暖かさ
それに甘えるかのように
僕は意識を泳がせた

カタン コトン カタタン コトン

揺られ ゆらりと
眠りの気配が 鼻から抜ける
こうして何も言わずに寝たとして
君は起こしてくれるのだろう

綺麗な手が 遠慮がちに
僕の服を少し伸ばして
うっすら開けた視界には
ゆるりと笑う君が広がる

仮に
君も眠りに引き込まれ
二人で寝過ごそうとも
焦って 笑って 共に歩いて……

贅沢な帰路に僕は揺られる
ヤエ
2014年11月01日(土) 03時24分58秒 公開
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No.6  ヤエ  評価:0点  ■2014-11-21 08:36  ID:L6TukelU0BA
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菊池さん
返信、遅くなってしまいすいません。
ありがとうございます。
確かに、リアル感はないですね。
もう少し身近で現実味のある言葉を選べたら良かったのですが……
想像、というよりはいつもの彼女の行動を思い返して、思わず笑みがこぼれるような安心感を伝えたかったのです。

これからも頑張ります。
No.5  菊池清美  評価:50点  ■2014-11-13 05:01  ID:/dxzQ0Wmf36
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ヤエさんお早う御座います。

恋愛物に戻りましたね、今の一番の関心事かも知れません。
綺麗に纏まっておりますが辛口で言いますと想像に終始しているように感じます。

想像でも良いですからもっと膨らませてリアル感を出したら深みが出ると思います。
綺麗とか贅沢なと言う安易な表現はリアル感を損ねますね。

実力を見せ付けられますと評が辛く成りますご免なさいね。
  
No.4  ヤエ  評価:0点  ■2014-11-03 23:58  ID:L6TukelU0BA
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時雨ノ宮さん
ありがとうございます。
綺麗な手が遠慮がちに と 遠慮がちに 綺麗な手が
で悩んでいました。ボーっとしているとき、私はそういう並びになりがちなので……しかし、並べ替えるとストンときました。ありがとうございます。
確かに、素朴な方が良いのかもしれません。
でも、君が広がる と 君がいる では個人的にニュアンスが微妙に異なるので、このままにしようと思っています。すいません。
アドバイスありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
No.3  ヤエ  評価:0点  ■2014-11-03 23:49  ID:L6TukelU0BA
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游月さん
ありがとうございます。
今回は、穏やかな気持ちで書いていました。

遠慮しがちな綺麗な手が
ここ、確かに変ですね。
ありがとうございます。
No.2  時雨ノ宮 蜉蝣丸  評価:40点  ■2014-11-01 19:37  ID:YMZt6BHmqqU
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こんばんは。

ほんのり温かく幸せな、存在という名の時間を感じました。
「遠慮がちな綺麗な手が」のところは並べ替えて「綺麗な手が遠慮がちに」とした方が、引っ掛からないと思います。
あと「君が広がる」は、「君がいる」的な普通っぽい形でもいいかと。こういう詩は、素朴な雰囲気が出る言葉が一番似合います。
何にせよいいですね。素敵です、何気ない幸福を素直に感じられることって。
ありがとうございました。
No.1  游月 昭  評価:50点  ■2014-11-01 09:25  ID:1K/KT8CGgX.
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おはようございます。
綺麗な文ですね。とにかくまず、それが心地いいですね。
以前は私も、意識的に文の流れや音の自然さに特に気をつけていたことを思い出して、
いけないいけない、と思ったところです。
七五調を基調にしていながら、微妙にずらされていて、その甲斐あって、自然なリズム感になっているのだと思いました。

>遠慮がちな綺麗な手が
の「な」の連続がちょっと気になるところでした。

電車に揺られるリズムと二人でいる心地よさが、非常に良く表現されていると思いました。
総レス数 6  合計 140

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