カンジョウセン

もしもボクが女であれば
君はボクを見てくれただろうか

声をかけた瞬間に
強ばる からだ、塗り固められる 仮面
よそ行きの 声、去っていく 背中

心が軋む音がした

もしもボクが女であれば
そうであっても、虚しさが増すばかりか

男が苦手だと知った時から
そんな想いが、思考の海にポチャンと落ちて
コポリと気泡が、生まれた気がした

「もしも私が男であれば」
どこか、遠くでイシが落とされた。

これがボクの望んだ姿か
廻り続けて、いるのだろうか
泡は はじけて、そうして消える

もしも……
なんて、全くもって ばかばかしい
ヤエ
2014年08月18日(月) 09時37分18秒 公開
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■作者からのメッセージ
恋愛詩に回帰してみました。
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No.6  ヤエ  評価:0点  ■2014-08-21 11:50  ID:L6TukelU0BA
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小夜さん
コメントありがとうございます!
中略等は気にしないで下さい。
嬉しいお言葉ありがとうございました。
No.5  小夜  評価:20点  ■2014-08-21 10:41  ID:bIdes0Y45jQ
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こんにちわ☆

個人的には
『そんな想いが〜(中略)〜生まれた気がした』
の部分がお気に入りです♪
上手い表現の仕方だなぁと☆
で、でも(汗)
勝手に中略しちゃって御免なさいです(涙)

次回作も楽しみに待ってますね☆

No.4  ヤエ  評価:0点  ■2014-08-20 01:47  ID:L6TukelU0BA
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クレナイさん
スレ違いにも見えるように書いたつもりなので、嬉しいです。
もう1つの見方としては、
前世も彼女に恋をしていて、その時は女の姿だった。その時に「もしも私が男であれば……」と思ったのかなーって主人公?がグルグル考えているようにも見えたら良いな と思いました。
イシを掛けていると分かって頂けて嬉しいです。
コメントありがとうございました。
No.3  クレナイ  評価:50点  ■2014-08-19 22:50  ID:33E/nA6Ip9Y
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こんばんは。
なんだか切ない気持ちになりました。

もしもボクが女であれば
もしもボクが女であれば
「もしも私が男であれば」

が、とても素晴らしいと思いました。この3文で互いの切ない擦れ違いを表しているように感じました。違っていたらすみません。
そして、

どこか、遠くでイシが落とされた

のイシ”は、石”と意思”をかけてあるのだと思います。このような仕掛け(?)で、とてもうまくお話がまとまっているように思えました。
素敵な詩をありがとうございました。
No.2  ヤエ  評価:0点  ■2014-08-19 00:06  ID:L6TukelU0BA
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菊池さん
こんばんは!
色々な見方ができる詩を書きたいとも思っていますが、曖昧な表現になってしまうのがネックなようです。

力を着けていると言って頂けて嬉しいです。
励みにこれからも練っていきます。

ラストの六行
そのつもりは無かったのですが、自分でも書いていくうちに迷走してしまい妥協してしまったのかもしれません。
もう一度、考えてみます。
コメント、アドバイス等ありがとうございました。
No.1  菊池清美  評価:50点  ■2014-08-18 21:50  ID:Y5z8Yaj/4DM
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ヤエさん今晩は。

難しいですねぇ、其の方が魅力かも知れません。
作者が男が苦手でこの詩は彼目線なのかなと思って見たり、中々面白いですね。

悩み多い頃は色々目線が移動したり…だからもしもなのでしょうね。
何時もより深く考えさせます其れがとても良いと思います、着々と力を着けている様に見えます。

強いて言うならラストの六行が、少し手が抜けた様に見えます。
  
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